千秋楽は 2 ページ33
A『別に2人だけでデビューっていう訳じゃない
私はデビューさせるならこの7人でって思ってるし、事務所もその方向っていうことは覚えてて欲しい
バーチャルはあくまでも配信がメインでCD発売とかは今の所話にあがってないし、7人での活動が優先でその合間に配信するような感じでなにわ男子の仕事に支障をきたさないように配慮するつもり』
Aがそこまでちゃんと伝えてくれたから、メンバー全員が納得して応援してくれた
正直、メンバーに反対されたらどうしようって不安やったけどその心配は無くなった
今日の千秋楽が終われば、本格的にバーチャルアイドルとしての準備が始まる
東京にしばらく行き、SHOWROOMの会社でバーチャルの説明を聞いたり配信方法を学ぶ予定
年末は元々カウントダウンが入ってたし問題は無いと思いきや、年明け早々のあけおめコンサートもあるから暫くは大阪と東京を行き来することになる
大変やなと思ったけど、Aはそんな生活をいつもしてたし、何なら俺らと違って大学まで行ってるし
改めてAの凄さを実感した
丈「よし、出来た」
「お！ついに！」
エンディングの言葉が決まったらしい
あまりにもギリギリやったから、丈君は急いで髪の毛をセットし始めた
今日で千秋楽が終わり
でも何となく何かの始まりのような気がした
それはバーチャルが始まるから？新しいグループが出来るから？
それもあるけど、それ以外に何かを感じた
この時はまさかあんなことになるとは思ってもなかったけど
関西Jrの今後を何も知らん中、俺は千秋楽の舞台へと駆け上がった____
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さくらんぼ(プロフ) - 更新される度わくわくしながら読ませて頂いてます！蒼いシリーズ以外でこんなにも引き込まれる作品に出会ったことがないです！更新大変だとは思いますが頑張ってください！！ (2019年8月20日 0時) (
レス) id: e33cf7e328 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚月
| 作成日時：2019年7月28日 1時
