蒼い燈 Aoi_Hikari 18 (ページ22)

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今まで通りとは 2 ページ22

バラエティは横山君

斗亜達5人組と全体の大きな構成は大倉君

なにわ男子と他のメンバー達は私と進藤さん

といった形で進められる稽古

進藤「待って、やっぱりおかしい」

なにわ男子として初めて与えられた新曲、『なにわlucky boy 』の練習中に止めた進藤さん

進藤「7人のフリが合ってない」

大吾「え、どこ間違ってます？」

「違う、そうじゃない

バランスがおかしい」

大吾「バランス？」

真鳥「丈と和也がうますぎる」

休憩中の真鳥くんが代弁してくれた

FUNKY8時代、ダンスの腕を誰よりも磨いてた2人

しかも歴も長く、ダンスもそれに比例して長い間やってて

そんな2人と違ってみっちー、恭平、謙杜の3人はダンス歴も浅いため、やっぱり2人との差が見えてしまう

進藤「急激にダンスを上手くなれなんて出来ないのは分かってる

でも、どっちもが互いに寄り添い合えないの？」

丈「ちょっと抑えめで踊った方がいい？」

「そうですね

そんなにゴリゴリ踊る感じの曲でもないですし、もうちょっと優しめでもいいかなと」

大橋「おっけ」

駿佑「すいません、足引っ張っちゃって…」

丈「そんなことないって

これがグループやで？個人戦とは違うんやから」

1人で目立ってたってそれは違う

グループとして目立たなければ、デビューの道はきっと開けない

そのことをひしひしと分かってるのはなにわ男子のお兄ちゃん組3人

大吾「よし、もう1回やろ

みっちーと恭平、長尾ももうちょっと踊りにメリハリ付けて踊ってみて」

「「「はい」」」

大倉「進藤さん、来たで」

進藤「え、もう？」

何が来たのかと見ればシューイチのスタッフさん達と国分太一君

「「「「「「「おはようございます」」」」」」」

先輩への挨拶は忘れずきちんとお辞儀する関西Jr

なにわ男子達の新曲の稽古にスタッフさんも食いつき、早速カメラを撮り始めた

大倉「構成の資料、代わりにやっといてもらっていい？」

「分かりました」

大倉君がカメラに出来るだけ写らないように配慮してくれたようで、私は端にある机の上のパソコンに手を掛けて大倉君が行ってくれてた事務作業の続きを行う