蒼い燈 Aoi_Hikari 21 (ページ39)

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年下組の逆襲 3 ページ39

大吾「…それ決めたのはA？」

「元々、春松竹のグッズが評判良くて引き続き流星にお願いしようっていうのは事務所内でも話は出てたんです

でも、みっちーと謙杜は直談判です」

丈「直談判したん…？」

駿佑「はい…流星君が、」

和也「流星？」

流星「A君にグッズを少年たちでもお願いしてほしいっていうのを聞いた時、春松竹でもやし…今までの活動においてお兄ちゃん組に頼りっぱなしやったなと思って…何か僕達なりに出来ることないかなーって2人に声掛けて」

謙杜「僕も元々服は好きやったし衣装考えるのにも興味があったからやりたいなって」

駿佑「…このまま丈君や大吾君達に頼りっぱなしなのもダメやとずっと思ってたし、流星君からお話聞いてこのタイミングちゃうかなって…

なにわ男子としてグループに少しでも貢献したくて、」

なにわ男子は歴の差が凄かった

沢山の下積みを経験している丈君や和也がいれば、オーディション時代からずっと注目されていてすぐにトップメンバーになったみっちーや謙杜、恭平もいたり

確かに差が出来てしまうのは仕方ない

彼らなりにその差を埋めようと頑張っていたのは見えていた

でも何をすればいいのか分からず空回りしている事もあって、その度にお兄ちゃん組や私や進藤さんが注意してきた

そんな彼らがちゃんと考えて出してきた結論

なにわ男子を愛してるし、メンバー全員でデビューしたいからこその考え

丈「…生半可な気持ちで出来ひんで？分かってるよな？」

駿佑「分かってます…」

謙杜「…ちゃんと、来てくれるお客さんに喜んでもらえるように考えて、」

流星「…大丈夫、僕らも本気やから」

3人を試した丈君は彼らの真剣な表情に少し安堵の表情を浮かべた

和也「ありがとうね、なにわ男子として色々考えてくれたんよね…嬉しいよ」

大吾「心強いな…」

誰もがメンバー思いで、グループ思いな彼らをもう見捨てることなんて出来ないと思った