第一話・彼女が来た日02 ページ4
俺は着替えながらもずっとあの子のことを考えていた。
(おかしい。女の幼なじみなんていないはずだ。それに、もしいたとしてもあんなきれいな子、普通覚えているよな。)
そもそも髪の色が珍しいのだし、一度見たら忘れないと思う。
(でもまぁ、落ち込ませたのは事実だし、謝っておくか。)
部屋に戻る前、桜の部屋だと書かれた部屋があったから多分そこにいるだろう。
ドアをノックしてみる。
返事はない。
「桜？さっきはごめんな。本当に記憶が無くて・・・」
やはり返事はない。
その後もノックしてみるが、返答なしだ。
部屋を出たときにあの髪がちらっと見えたからいるとは思うのだが。
(もしかして、泣いているのか？)
そう考えるといてもたってもいられなくなり、決心した。
「・・・・・桜、開けるぞ。」
「ふぇっ？あっ！ダメです！開けな・・・・」
桜がそういったときはもう遅く、俺はドアを開け放ってしまっていた。
そして、目の前のものが信じられず、そのまま固まってしまう。
結論から言うと桜は着替え中だった。
しかし、俺にとってそれは今の状況ではささいなことだった。
俺の視線を捕らえたのはその頭部。
そこには獣のような「耳」が生えていた。
「だ、だめって言ったのにぃ〜」」
桜は少しはだけてしまっている胸元を押さえて(本人にはそちらの方が恥ずかしかったらしい)床に転がっていた巾着を俺に投げつけた。
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美由紀(プロフ) - こんな感じでいいですかね？ (2017年7月2日 22時) (
レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
こくりみな(プロフ) - 美由紀さん» 反応遅くなりすみません！わざわざありがとうございます！ (2017年7月2日 22時) (レス) id: 03bebef213 (このIDを非表示/違反報告)
美由紀(プロフ) - イラスト集の作者です！遅くなってすいませんでした！イメ画できたのではりつけておきます！http://uranai.nosv.org/img/user/data/d/c/a/dcabbc29658638cbb58786e17cb9aca3.jpg (2017年6月25日 0時) (レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
こくりみな(プロフ) - 金堂雪音さん» 初コメントです！ありがとうございます！！頑張ります！ (2017年3月14日 13時) (レス) id: 93511eb444 (このIDを非表示/違反報告)
金堂雪音 - 先がたのしみますです。更新頑張って下さい！ (2017年3月12日 22時) (レス) id: b6258d0c76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こくりみな（桜原案：蒼藍@芽吹） | 作者ホームページ：
作成日時：2017年2月13日 16時
