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SC「はぁ…うん、今日はもう帰ろっか」
『えっ…は、はい…』
話の続きを期待してたから帰ろうと言われて少し驚く。
…私から話を掘り返すのは違うよな。スンチョルさんがまた話したくなってくれることを期待しよう…うん…
こうして私の告白かも、という期待はまさかのミンギュに遮られ終わってしまったのである。
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SM「うわーどんまい」
『ほんとにそれ』
MH「あいつマジで何がしたいんだ…」
『ほんとそれ』
朝たまたま駅で一緒になった私たちは昨日の出来事を話しながら学校へと向かう、
さすがに今回はミンギュに昨日のこと聞こう…。
私がもやもやして仕方ない…。
MG「おっ、おはようっ!!!」
『おおっ…』
校門でミンギュが突然現れて、確かに私たちに向かって挨拶をしてきた。
思わぬ出来事に2人も驚いてるようだ。
SM「お、おはよ…」
MH「…おはよ」
MG「…みんなに、話したいことがあるの。ついてきて欲しい…」
そう言ってどこかへと歩き出すミンギュ。私たちは何も言えずただついて行くしかなかった。
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『…話って?』
ついてきた先は屋上。あと10分でホームルーム始まるけど、それまでに話し終わるかな。
MG「…あのね、俺とサラちゃんのこと。」
MH「…その話だったらもういい。俺たちに関係ないだろ」
MG「ううん、…関係ある。」
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『うえー…まじか…』
MH「嘘でしょ…」
SM「あの子まじ…?」
ミンギュの話によると、
ミンギュとサラちゃんの関係はカップルなんかでは無く、ただミンギュは脅されていただけだった。
最初は私にかまって欲しくてサラちゃんと仲良くなり始めたらしいけど、元々ミンギュを狙っていたらしいサラちゃんはだんだんと離れてくれなくなって、交流会の前の日に、怖くなって別れを切り出したらしい。
すると、
”私と付き合っていないとあいつらとの関係ぐちゃぐちゃにしてやるんだから!”と言われたらしく、
まぁどうせ脅し文句程度…と思っていたら予想以上に私たちはサラちゃんの罠にハマっていたらしくて。
”また別れるって言い出したら、あんたの好きな人どうなるか知らないから”
と、脅されたらしい。
怖くなったミンギュは逆らうことなく従っていたらしいけど、昨日、スンチョルさんと私の告白現場を見て耐えかねたらしくとうとう行動を起こしてしまったらしい。
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からのぽてち - 凄く続き気になります!変更したアカウント名は何でしょう?教えて下さると嬉しいです! (2019年11月11日 23時) (レス) id: c13b41d6ee (このIDを非表示/違反報告)
Misya(プロフ) - むにこさん» コメントありがとうございます!私も2人の絡み気に入っております( ´ω`)ノ応援ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年10月6日 22時) (レス) id: 6e533d51ad (このIDを非表示/違反報告)
むにこ - すごい面白くてハラハラドキドキしてます…ハオくんと主人公が好きです。応援してます! (2019年10月6日 12時) (レス) id: 2e53f7a597 (このIDを非表示/違反報告)
Misya(プロフ) - まおさん» コメントありがとうございます!楽しみにしてくれてありがとうございます!更新頑張ります!! (2019年10月6日 6時) (レス) id: 6e533d51ad (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - 続き楽しみです! 頑張ってください! (2019年10月3日 7時) (レス) id: 7f63fa7687 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:餅米 x他1人 | 作成日時:2019年10月3日 6時