或る爆弾 ページ20
それから私達は社員寮へ着くなり布団も敷かずに倒れるように寝た。恐らく賢治くんが飼ってる鶏が鳴いている頃、支給された携帯の呼び鈴がけたたましく叫んだ。
眠い目を擦りながら応答釦を押したら、これまたけたたましい声けど個人的に癒される声で話しかけられた。
『グッドモォニングAちゃん!!早速だけどドラム缶に入る自 殺法を試したんだが苦しいだけで死ねないから助けて呉れる?』
太宰さんだ。原作通りまた馬鹿なことをしたらしい。却説、私の心の中に4つほど選択肢があるのだが、私は何れを選べば好いと思う?
助ける▼
ほっとく▼
逃水で逃げる▼
雨海使ってドラム缶を水で満たす▼
希望は1番最後なのだがどうだろうか。
推しとはいえ疲れた体に響くので永遠に黙らせたいのだが。
『…Aちゃん?なんか悪いこと考えてたでしょ』
「死ねカス」
『ええ!非道いよ!!Aちゃ』
私は寝起きが悪いのも相まって少々機嫌が悪くなったので早々に
却説、包帯の芯の処理は終わったので、朝餉の準備に取り掛かろうとしよう
「何言ってんのもう作ったよ」
「え!?何時から起きてたの!?」
「Aが起きる前だよ馬鹿野郎」
「だったら起こしてよ!」
「やだよ、A寝起き最悪じゃん」
「それもそうだけどさぁ…で何作ったの?」
「適当に野菜炒め、あと卵焼きと焼きジャケと白飯」
「おお〜!家庭的!ザ・日本の朝ごはん!!
てか流石家庭科の成績No.1だわ、めっちゃ美味しそう!!ちなみにどこで材料買ったの?」
「いや、何か材料が冷蔵庫に入ってたからそれ使った。けど何時の奴か分からない」
「前言撤回。なんでいつ買ったのか分からない食材使ってるの!?病気にならない!?大丈夫!?!?」
「大丈夫大丈夫。ドラム缶にハマってる太宰さんで毒味させといたから」
「いや会ったなら助けてあげて!?」
「面倒くさいことこの上なし」
「辛辣ゥ!」
着替えたり歯を磨いたりと朝の支度をしながら私達は駄弁っていた
此の後私達に悲劇(というより面倒くさい出来事)が待ってる事をその時までは知らなかった。
ラッキー双黒
太宰治
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みゆうい(プロフ) - アイカさん» いえいえ、素敵なアドバイスありがとうございました!!(遅くなってすみません)成る程行間ですか…改善してみます!! (2018年9月28日 3時) (レス) id: 58bde6ec82 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - こんにちは〜。素敵な作品だと思います!評価させていただきました。アドバイス・・・としては、行間がわかりにくいかなぁ、と。伸ばすところは多くとって、地の文のところは開けない、みたいにしたらよろしいのではないでしょうか!上から目線すみませんでした。 (2018年9月27日 6時) (レス) id: f7758fe083 (このIDを非表示/違反報告)
みゆうい(プロフ) - ゆきゆきさん» ありがとうございます!でも文字数が足りなくなるのでもう使いたくないですw更新頑張ります! (2018年4月3日 16時) (レス) id: 934b968946 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきゆき - ルビがカッケーー (2018年4月3日 8時) (レス) id: 1561dbe350 (このIDを非表示/違反報告)
空蘭 - 厨二…ww (2018年1月21日 19時) (レス) id: ea1bd731b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆうい | 作成日時:2017年8月5日 10時