女装男子キタヤマ-３

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宮「た、たま…」



玉「なに？」



藤「いつにも増して怯えてんな」



宮「あの…Aちゃんが向かった○○スーパーなんだけど…」



玉「なんだよ早く言えよ」



宮「○○スーパーなんて存在しないんだ…代わりにあるのは廃墟っていうか」



玉「廃墟？」



藤「つーかなんでお前そんなここの土地に詳しいんだよ」



宮「ヲタク仲間の家の近くだからよく来てるんだ。ここら辺に住んでる人の間でも嫌な噂流れてあんまり人が近づかないらしいんだよ」









それって、やばくね？



人通り無いとこに、Aは呼び出された

ひとりで。



待ってるのは、美野里っていう女



ひとりじゃないかもしれない。



かなりやばい状況だ。









藤「たま！！」









ガヤの声を背に、廃墟へ向かった。

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