女装男子キタヤマ-３

ー最終章ー ページ28

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「わ、ほんとですか！」



「本当ですよ。おめでとう」



「私何もしてなくないですか？」



「治療頑張ってたじゃないですか」



「がんばりましたね」



「今日が最後の夜ですよ」



「なんですかこのカップルみたいな会話は」



「ははは。ところで、どちらなんですか？恋人は」



「ははは」



「ははは」









山内先生…読めない(笑)



てなわけで、
明日は無事退院だってばよ！



やったー。



もう次に学校行くのは…あれ？



やっべ。受験…え、どうしよう。



今日は……３月９日…



３月のか〜ぜに〜想いを乗せ〜て〜



じゃなくて！卒業式も終わってるじゃん！



どうしよう…はー！どうしよう！！









北「うぃーっす…ってお前どした？」



「さよなら私のキャンパスライフ…」



北「あ…、」



玉「うぃーっす…あれ、どしたの？」



北「こいつ、受験生…」



玉「いや俺もだよ。終わったけど。受かったし」



北「バカお前今この状況で」



「え！うそ！ほんと！？」



玉「え、なに？」



「受かったの！？やったー！」









と、たまちゃんとハイタッチ…ハイタッチ…ってそんな場合じゃない！！



私のキャンパスライフは？



いずこへ？









玉「あ、Aなら平気だよ。理事長が志望校のなんとか長に掛け合ってAの学力ならおっけーってなって春から女子大生だよ」



「え、え、どゆこと？」



玉「俺とおんなじ！東京の大学！いえーい！」



「うそー！」



玉「ほんとー！」









いえーい！



ハピネス！ははっ！(ミッキ○)



春から！女子！大生！ははっ！









北「で、どこ？」



玉「○○大。みつのとこの近く」



北「俺よりちょいと下だな」



「少し下の方が遊べるもん」



玉「もんっ」









そして、無事退院しましたとさ。

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