1「お前だって、」 ページ24
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「山内先生…何の話でしょうか」
北「……悪りぃ。それ、嘘」
「?」
北「ちょっと心配になって、部屋に連れ戻しただけ。ただの嫉妬」
「嫉妬…?」
北「ごめん。今相当格好悪いから見ないで(笑)」
「ふふ。じゃあゆうくんも一緒に、」
北「なんで?」
「なんでって…ゆうくん、まだ屋上で一人で」
北「Aは、ゆうくんが好きなの?」
「…好きかどうか聞かれると答えられないです」
北「じゃあ俺とゆうくんだったらどっち?」
「え…その方が困ります…」
北「だよな(笑)ごめんごめん」
「北山さん、いじわるですね」
北「…俺のこと、ひろって呼んでくれない?」
「ひろ、?」
北「そ。かんぺき」
ゆーっくり、階段を降りながら話す
ふんわり笑うこいつの顔は、
過去が消えた人間には見えない
でも、敬語なのとゆうくん呼びなのを見ると現実なのかなって、思う。
北「あと、敬語禁止な」
「えーっ…」
北「使ったらお仕置き」
「えーっ…!」
北「うそうそ。でも、禁止」
「はーい」
北「あ、」
「…あ!」
北「お仕置き(笑)」
「え、でもうそだって、」
目の前には、Aの顔。
ぱっちりとした目を大きく見開いて
その中に俺がいる
右手は壁にぴったりとくっついて
いわゆる、壁ドン。
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こは光(プロフ) - 更新待ってます!このお話めっちゃ好きです!! (2015年4月30日 4時) (レス) id: d098f5c481 (このIDを非表示/違反報告)
キスマイ(=`∀´=) - もぉ 切なすぎて泣いちゃいました!これからも頑張ってください! (2015年4月8日 0時) (レス) id: cfb15e4968 (このIDを非表示/違反報告)
HironoTaniguchi(プロフ) - 更新待ってます! (2015年4月5日 23時) (レス) id: 358cacf76a (このIDを非表示/違反報告)
___北 山 杏 莉(プロフ) - 更新待ってます !! がんばってくださいっ! (2014年10月27日 0時) (レス) id: 45d0ac0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
*+:。たいみちゅ。:+*(プロフ) - 私もこれで終わらないか気になってます!この小説大好きなので…続き待ってます!更新がんばってください!o(*´ゝ∀・)ノガンバ!! (2014年8月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 0d4463bf4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆた | 作成日時:2014年6月23日 1時