劣等感19 ページ23
昼休みになった。
授業間の休み時間に愛は怖いほど話しかけてこなかった。
でも、私がご飯を食べようとお弁当を持って立ち上がりかけた途端、目の前に愛が来た。
愛「お姉ちゃん」
愛はにこにこと笑いながら私を見ていた。
愛「遅かったけど、どうしたの?」
学校に来た時の事を言っているらしい。
私は事情を言うわけにはいかず、ずっと俯いて黙っていた。
愛「体調でも悪い?誰かを助けてたとか?」
あくまでも愛は優しく訪ねてきた。
クラスの皆がこちらを見ているのが分かった。
愛「それとも、猫が死んでたとか?」
愛の言葉に、朝の光景がフラッシュバックする。
私ははっと顔を上げて愛を見た。
口角が怪しく上がっていた。
え?
どうして愛が知ってるの?
だって私より遅く家を出たはずなのに。
その時、朝の愛の言葉を思い出す。
『面白いものが見れるから!』
『楽しみにしててね?』
まさか。
「愛…?」
愛「ほんと、つまんないよね。あんな''もの''の命なんて」
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雨野天 - 面白い作品をありがとうございます!これからも、頑張って更新お願いします!一生応援します(*´∀`)♪ (2020年9月25日 8時) (レス) id: e9ccbc0a11 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - あさん» wwwwwwwwwwwwwwさらに返すw (2020年6月15日 20時) (レス) id: 0b9b617bc5 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 美紅さん» wwwwwwwwwwwwwww笑笑返し (2020年6月15日 17時) (レス) id: 3e77a425a8 (このIDを非表示/違反報告)
@雨粒(`・∀・´)(プロフ) - 作者さん大好きです!頑張ってください! (2020年6月2日 16時) (レス) id: 69a6fc1c32 (このIDを非表示/違反報告)
@雨粒(`・∀・´)(プロフ) - )愛ちゃん吹っ飛ばしていいですか?作者さん!あ、作者さん応援してます!更新待ってます!さてさて愛ちゃん?口喧嘩する?え?ワイ結構勝気でおるよ?てか、多分勝てると思う。ふっははは。愛ちゃんに、仕返しするのを待ってます!( ^∀^)ニコォ... (2020年6月2日 15時) (レス) id: 69a6fc1c32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miyusuki1225 | 作成日時:2020年4月4日 1時