３ ページ4
『なに食べたい？』
「……なんでも」
『どれでもいいよ？』
「全部高そうだし…」
『あ、ちょっと待ってね？』
「うん…」
なんか店員さんと話してる…
口説いてんのかな？
『お待たせ』
「店員さん口説いてたの？」
『なわけ笑』
「だよね…」
『A…』
「なに？」
『好き』
「…いやいやいや」
『明日から一緒に住もうね？』
「…なんで？」
『Aの住んでるとこ明後日から無くなるよ？』
「…え？」
『売っちゃった』
「えぇぇぇぇ？！」
『俺も家買っちゃった』
「…なんで」
『Aは俺と結婚すんの』
「…え？」
『もう決まってる』
「…は？」
『A…借金あるでしょ？』
「お父さんの…」
『それ、取り消しね』
「なんで？」
『俺が払った』
「……は？」
『払ってあげたから俺と一緒』
「いやいやいや…頼んでないから」
『いいの！』
「…帰る」
『帰れないよ？俺が鍵持ってるけど』
「……え」
『残念でした』
「なんでよ！」
『今日は俺の家〜』
「馬鹿じゃないの？！」
『あ？優しくしてやってんのに何？』
え…口調が変わった
怖い…
『俺んちにくんの…わかった？』
「やだ！」
『じゃどうすんの？』
「友達の家に行く！」
『男？』
「あ…友達が」
『なに？』
「友達が男子しかいない…太陽だ！」
『は？男は許さねぇ』
「なんでアンタに決められなきゃいけないのよ！」
とりあえず外出て太陽に電話
ｶﾞﾀｯ
『A？』
「さようなら！」
ﾀﾞｯ
なんでよ…
いきなり結婚？
一緒に暮らす？
馬鹿じゃないの？
あの人見た目いいけど頭狂ってんのかな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 35人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まる | 作成日時：2018年9月23日 15時
