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49話 ページ6

伊佐敷先輩本当にスイカ割っちゃったよ。


回ってこなかったな...


美味しいからいいけど。



「隣いいか?」



倉持先輩が横に来た。



『あ、はい。どうぞ!』


「あんまり1人でうろつくなよ?海なんてどんな危ない奴がいるかわかんねぇし。」



あぁ、確かに危ない人いたけども。



「星乃は普通に可愛いと思うしよ。気をつけとけよ。」


『あ、はい。気をつけます。倉持先輩って運動神経めっちゃいいですよね。泳ぐのも速いですし。』


「そうか?」



私は泳げないしな...



「そういえば、星乃は泳いでねぇな。泳がないのか?」


『泳がないんじゃなくて泳げないんです。』


「なら少し海入ろうぜ!泳ぎ教えてやるからよ。」



倉持先輩は私の手を引き海の方へ走り出した。


いや、速いです。

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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/  
作成日時:2020年6月9日 11時

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