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62話 ページ19

私ちょっと探してくるね〜と2人とわかれる。


御幸先輩、どこにいるの?


本当に告白されてたりして...


ていうか、倉持先輩に聞けば早かったかも...


部活にはもう来てたし、同じクラスだし。


中庭の廊下を通ろうとしたら人影が2つ。



「あの、好きです。付き合ってください...」



告白現場だ!やば、すごい罪悪感。人の告白現場見てるとか申し訳なさでいっぱいになるんだけど...


ていうか、あれよく見たら御幸先輩じゃない?やっぱり告白か。



「ごめん、俺好きな子いるんだ。」



へぇ〜御幸先輩に好きな子...はぁ!?好きな子!?



「んで、星乃はなんでここにいるんだ?」


「え?御幸先輩!?」



なんで!?さっきまであっちにいたのに...いつの間にかさっきの女の子もいなくなっていた。



「御幸先輩が遅かったので探しに来ました...まさか告白させてたなんて思っておらず...悪気はないんです。見てた事許してもらえません?」


「ふ、ははは!」



え?何?そんな笑う要素あったかな?



「怒ってねぇよ。探し来てくれてありがとな!あ、でも1人で行動したことに関しては少し怒ってる。お前だって狙われてんだから、気をつけろよ。」



そう言って御幸先輩が私の頭を撫でる。


いや、なんなんですか...イケメンなんですか。


よし、部活行くぞ〜なんて言って前を歩いてる御幸先輩の後をおった。

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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/  
作成日時:2020年6月9日 11時

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