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59話 ページ16

部活帰り倉持先輩を発見。



『倉持先輩!どこ行くんですか?そっち寮じゃないですよね?』


「ちょっとコンビニにな!」


『じゃあコンビニまで一緒に帰ってもいいですか?もう暗いから少し怖くて。』


「おう、いいぜ!じゃあ行くか。」



今日は練習きつそうでしたね〜なんて話しながら歩いていると倉持先輩が私の方を見た。



「やっぱ家まで送る。もう暗ぇしな。」


『いや、そんな大丈夫ですよ。』


「夜は危ない輩が出歩いてるもんだぜ!大人しく送られとけ。」


『じゃあお言葉にあまえて。』


「あ、そうだ。星乃...」


『はい?なんでしょうか?』


「Aって呼んでもいいか?」


『はい、いいですよ!』


「んじゃ、A。」


『はい、なんか新鮮ですね。』


「そうだな。」



倉持先輩と話すのは楽しい。退屈しないし、常に会話が弾んでる。


おかげで暗い帰り道も平気だった。

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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/  
作成日時:2020年6月9日 11時

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