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56話 ★ ページ13
練習終わり、倉持を見つけた。よし、少しからかってやろう。
｢倉持、お前星乃と一悶着あったらしいじゃん〜｣
｢なっ！？なんでお前が知ってんだよ。｣
｢星乃から聞いたんだよ〜｣
星乃よりにもよってなんで御幸に...とか言ってる倉持を無視して俺も言うことは言わねぇとな。
倉持お前も俺と同じ気持ちなんだろ。
｢お前とはよくライバル関係になるな。｣
｢あァ？｣
｢好きなんだろ？星乃のこと。｣
｢...お前もかよ。｣
｢あぁ、可愛いもんな星乃。｣
｢まぁ...でも、あいつは...春市を好きだからよ。｣
まぁ、その線もあるけど...
｢らしくねぇな、倉持。お前そういうの諦め悪そうなのによ。｣
｢別に諦めてねぇ。｣
なら、勝負しようぜ倉持。
どっちが星乃を振り向かせられるかの勝負をな。
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作者名：あかりんご
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時：2020年6月9日 11時
