ars家は、マザコンが多い・・・・。ぱぁーと2 (ページ10)

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Ｓｉｄｅ和

あれから松岡さんに送ってもらい･･････

今は家にいる。

松「車ガレージに停めさせてもらったぞ」

翔「あっ････はい」

翔さんは不安げな顔をいつもの顔に戻し返事をする。

潤「じゃぁ俺････なんか飲み物いれるわ

松岡さんはコーヒーでいいですか？」

松「あぁサンキュー」

潤くんは丁寧にコーヒーやお茶をつぎ、みんなの前に置いていく。

雅紀はずっーとうつむいたままだ。

智さんのことが心配なのだろう。

実際･････私も心配なのだから。

和「ねぇ松岡さん･･･｡

智さんはどうして気を失っているの？」

私はコーヒーを見つめながら問いかけた。

松「････それは、智の口から聞くべきだ。」

和「･･そ･･うで･･すね。

すみません」

解っていた、智さんが何かを隠していることなんて、でも今の関係や空気が壊れるなら、別に聞きたくなんかないと思ってた。

私は智さんの部屋に向かった。

少し休憩ついでに話をと思いリビングに集まっていたせいで、智さんを見張る人はいなかった。

私は智さんが寝ている、ベットの横にしゃがみこみ手を握る。

和「ねぇ何を･････隠しているの？

教えてよ････私たち家族でしょ？」

なんて、言っても返事は返ってこない。

当たり前か･････眠ってるんだもん

智「ねぇ････あ････たい･･･････よ」

智さんの口がボソボソと動いたっ！

和「えっ！？どうしたの？」

寝言だったみたいで返事は返ってこない。

だか･････ふと気づいた、智さんが涙をながしているのを。

和「ねぇ何で泣いてるの？

･･････もう、俺なにもわかんねぇよ。

あんたが何者で、あんたが抱えてる物が

何もわかんなくなっちゃた」

俺は頭を抱えるしかなかった。