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『何で此の二人がいらっしゃるのでしょうか』
私は幻覚でも見てるのか?
目をゴシゴシと擦り、目を少し細めて見てみるも目の前にある光景は変わらない。
「一条…?小さくなってねェか?」
『あー……如何致しましょう、首領』
「んー、そのままで善いよ、私が許す」
『はい』
「話とは?」
「此処にいる一条君を君達二人の部下にさせようと思ってね。訊けば如何やら昨日此の子の事で争ったらしいじゃ無いか」
何 で 知 っ て る 。
「わぁ、嬉しい。処で何で小さくなってるの、一条君」
『そこは触れないで欲しかったです』
「彼女の不思議な能力だよ、一寸太宰君、触ってみて」
何故か首に触られた。
『ひっ、擽ったい…』
太宰幹部の手は途轍も無く冷たかった。つーか指ほっそ。
私よりも細いんじゃ無いのか。
「……取り敢えず異能力では無いことが立証されたね」
『寶云ったでしょう』
「うふふ、私だけの部下には成りませんかね、首領」
「其れで争ったのだろう?」
「もとは俺の部下だ。独り占めしようとすんじゃねェよ」
場違いな事云って善い?
途轍も無く着替えたい。
「一条君は善いかね?」
『あ、はい善いです』
「俺の部下なのに……」
『着替えて善いですかね』
「リンタロウって呼んで!」
『リンタロウ』
悶絶してるリンタロウを置いて先刻のエリス嬢の居る部屋に向かった。
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ニャー吉 - 面白かったです!!更新頑張ってください!! (2017年5月4日 23時) (レス) id: 274ae07ce4 (このIDを非表示/違反報告)
雲霧カフカ(プロフ) - 海月さん» あっ、すみません!オリジナルフラグ外しました!ご注意、有難う御座います!! (2017年1月5日 19時) (レス) id: 1f6bce72e1 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - こんにちは。「オリジナルフラグ」が外れていませんよ。二次創作ですので、住み分けにご協力お願いいたします。 (2017年1月5日 15時) (レス) id: f08cf5272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:文ストLove | 作者ホームページ:
作成日時:2017年1月4日 0時