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yb side
はー…お腹いっぱい!
最後は慧が鍋にご飯と卵を足して雑炊にしてくれて、皆で完食。
高木さんと大ちゃんといっぱい話せて、すごく楽しかった。
お土産のゼリーも美味しかった!
男子会もお開きとなり俺が二人を車で駅まで送っていく。
「楽しかったよ!ごちそうさま、薮ちゃん」
「こちらこそ、楽しかった!ありがとうございました!」
「何か今日は癒されたなぁ」
「へ?どういうこと高木」
「美味しいご飯だけじゃなくて、伊野尾くんと薮くん見てたら癒されたの俺」
えっ?
「これまでも薮くんといる時の伊野尾くんは見たことあったけどさ…やっぱり家に居る時は一段と表情も柔らかいんだなって」
「あ…それ何かわかる!俺も思ったよ」
大ちゃんも?
「そ…そうでしたか…?おれ…」
「ふふ。薮くんはいつも見てる伊野尾くんだから分かんないでしょ?」
「薮ちゃんがあのいのちゃんの柔らかさを出してるんだよ?俺もいいなぁって思ってた!」
「おれ…が…?」
そんなの、気にしたこともなかった。
「このままでいいと思うよ。ふたりは」
高木さんが優しく言ってくれた。
「薮くんは年下なの気にしてるかもしれないけど、年下だから出来ること、わかることがあると思うから…そのままの薮くんで伊野尾くんのそばにいてあげればいいと思う」
「高木さん…」
「いのちゃん泣かすなよ〜笑」
「な、泣かさないよっ笑」
とっても素敵な二人。最後にもう一度お礼を言って見送った。
帰って、慧にさっきの事を話したら
「おれ…?そんな普段とちがったのかな」
赤面してる笑
「…でも…高木たちの言うとおりかも」
「え?」
「宏太がいるから」
慧が俺を見つめる。
「宏太と一緒だから…そういう表情になるんだよ」
「慧…」
「…そばに…いてね?」
頬を染める慧を優しく抱き寄せると、おれの背中に腕を回してくれる。
「もちろん…ずっとそばにいるよ」
腕の中の慧は微笑んで、そっと目を閉じたので、その柔らかい唇に自分のを重ねる。
満たされる…
唇を離すと、俺の肩におでこをつけた。
「しあわせ」
「お腹もいっぱいだしねぇ」
「もぉ宏太!ムードねぇ!!」
「うそうそ笑 俺も慧がいるから幸せ♪」
むくれた慧に、もう一度キス。
fin.
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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 承りました♪ 必ず書くのでお待ちください(^ε^) (2020年2月1日 0時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ましろさん» えっ、リクエストしてもいいんですか?しちゃいますっ(///ω///)♪社会人な二人のお話をぜひっ(>▽<) (2020年1月31日 20時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» ありがとうございます(≧∇≦) 夏夢さん、それはリクエストですかっ!?私もこのお話の二人は大好きだし、そもそもスーツ萌えなのでw リクエストしてくださるのならどこかで社会人編書きますよ〜♪♪ww (2020年1月31日 13時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 完結おめでとうございます(涙)帝王が年下の、新鮮なお話が更新ごととても楽しみでした(///ω///)♪新しいお話も勿論楽しみにしていますが、黄緑くんも社会人になったこの二人のお話もまた、読んでみたいなと思いました。お疲れさまでした!(*^^*) (2020年1月31日 12時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - ゆずさん» ゆず様、初めまして(^^) ファンだなんて、とても嬉しいですー!! 次のお話でもこっそり(←笑)お立ち寄りください♪ (2020年1月31日 11時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作成日時:2019年9月29日 23時