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「いのちゃん、薮ちゃん、これ…デザート買ってきたんだ」
「えっ!ありがとう!」
開けてみると、フルーツがたくさん乗ったゼリーが4つ。
「美味しそう…!後で食べよ」
さあて、準備再開!
料理得意な高木が手伝いを申し出てくれたので遠慮なくお願いした。
宏太と大ちゃんはテーブルの用意。
「すごいねぇ…こんなにお肉もらったんだ」
高木が驚いて言う。
「ありがたいよ。こうして皆で鍋パーティできるしね」
「ごちそうになります♪」
「いっぱい食べなよ」
準備が出来たので鍋をテーブルに移してカセットコンロの火をつける。
とりあえず、乾杯!
おつまみを食べつつ、ぐつぐつしてきた鍋の様子を見る。
「あー…良い匂い!!」
大ちゃんが大きく息を吸ってる笑
「肉うまそー…」
宏太もガン見笑
「ふふ。そろそろいいよ?お肉はまだくさんあるからね!」
「いただきまーーす!!」
凸凹コンビがさっそく箸をつける。
高木はニコニコしながらそれを見てた。
「お、美味しいっ!!!」
「うまーー!!」
「肉やわらかっ!!!」
みんな至福の表情。
どんどんお肉と野菜を追加してたら
「伊野尾くんもっと食べなよ。俺やるから」
と、高木が代わってくれた。
「二人は付き合ってどれくらいなの?」
大ちゃんが聞いてきた。
「1年と…4か月くらいかな。同居は今年の春からだけど」
「もうそんな経ってたんだ…!」
俺が答えたら宏太が驚いてそう言った。
「薮くん的にはそんな経ってない感じなの?」
高木が微笑んで返す。
「時間が経ってるのは分かるんですけど…1年以上も経ってたんだって」
「毎日一緒にいるとそういうものかもね。俺たちなんて気づいたらもう5年だよ」
「5年!?」
「そぉだよー驚いた?薮ちゃん」
俺も驚いた。そっか…学生の時にバイト先で出会ってるんだもんな。
「同棲してるのは3年くらいだけど…まぁこんな感じでこの先も高木と暮らしてくんだろうなって」
高木の方を一瞬だけ見て、さらっと大ちゃんは言う。知らない人が見たら付き合ってるように見えない二人だけど、きっととても幸せなんだろうなってことは分かった。
…いいな、そういう関係。
俺も…宏太とそうなれるといいな。
その後はお互い同居しててここは困った!とか、良かったことをお互い話しつつ楽しく食事を続けた。
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ましろ(プロフ) - 夏夢さん» 承りました♪ 必ず書くのでお待ちください(^ε^) (2020年2月1日 0時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - ましろさん» えっ、リクエストしてもいいんですか?しちゃいますっ(///ω///)♪社会人な二人のお話をぜひっ(>▽<) (2020年1月31日 20時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - 夏夢さん» ありがとうございます(≧∇≦) 夏夢さん、それはリクエストですかっ!?私もこのお話の二人は大好きだし、そもそもスーツ萌えなのでw リクエストしてくださるのならどこかで社会人編書きますよ〜♪♪ww (2020年1月31日 13時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
夏夢(プロフ) - 完結おめでとうございます(涙)帝王が年下の、新鮮なお話が更新ごととても楽しみでした(///ω///)♪新しいお話も勿論楽しみにしていますが、黄緑くんも社会人になったこの二人のお話もまた、読んでみたいなと思いました。お疲れさまでした!(*^^*) (2020年1月31日 12時) (レス) id: 6404b316b5 (このIDを非表示/違反報告)
ましろ(プロフ) - ゆずさん» ゆず様、初めまして(^^) ファンだなんて、とても嬉しいですー!! 次のお話でもこっそり(←笑)お立ち寄りください♪ (2020年1月31日 11時) (レス) id: 8371985186 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましろ | 作成日時:2019年9月29日 23時