恋涙 (ページ12)

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永瀬廉side

みゅうから聞いた話は俺が想像していた以上のものだった。

「…お母さんとやっぱり上手くいかへんかったん…？」

「私ね、いらないんだって。笑っちゃうよね？そんなの昔からわかってたことなのに。久しぶりに直接言われちゃったらやっぱりさ…」

「そんなことない！！」

俺はみゅうを抱きしめた。そうやないと本当にいなくなってしまう気がしてならへんかった。

「みゅうは、みゅうは俺にとっても、玄樹やじんにとっても大切な人なんやで？いなくならんで？ずっとそばにおってや。」

「でも私のせいでお母さんは幸せじゃなくなっちゃったんだよ？！お母さんの幸せを奪ったんだよ？！」

「みゅうかて1度はその幸せを失ってもうたんやろ？なんでみゅうだけがずっと幸せでおったらあかんの？そりゃ…みゅうのお母さんにかて幸せであってほしい。だけどやっぱり俺はみゅうにも幸せであってほしいんよ。」

「…どうしたら…っいいのか。わかんないよっ…。」

みゅうにも。そして俺にもわからなかった。

どうすれば2人とも幸せになれるのか。

どちらかが犠牲にならずに済むようにできないのか。

ただわからないことに、幸せである未来を見れていないことに不安で2人でただ抱き合って泣いていた。

「…なんで？」

もう1人の幸せが失われそうになっていることにも気づかずに。

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お久しぶりの更新でした！！

ずっと書いていた作品が終わったのでこっちも進めて行こうかなと。

ただ長い間書いていなかったのでこの先どうするか考えながら書くので更新するスピードはなかなかに遅いかと…。

よければこちらの作品も読んでくださいね！
新しい家族はキンプリでした

ということで今日はキンプリの2ndツアーオーラス！

ここまで大きなことなく無事にこれて本当によかった。

今年も大変な中素敵なコンサートを作ってくれて、幸せをくれてありがとう。

オーラス終わったら少しは休めるかな？そうであるといいなと思います。

キンプリファイターズGOGOGO！！！

2019.10.20 作者