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言峰「猶予はあまり無い…クリスが死ぬか。他のサーヴァントを倒すか、だ。宝石などを取り込み凌いでいたようだが……それも何時まで持つかだ」
クリス「………」
言峰「せめて、お前の魔力を身勝手に奪う者を倒せばまずこれ以上の危険は無い」
ギルガメッシュ「と、なるとやはり…間桐のあの娘か」
言峰「まぁそうであろうな」
ギルガメッシュはクリスを見る
オルタはその2人を見る
オルタ『なぁギル……。お前、クリスが好きなんだろ…それなら……』
ギルガメッシュ『たわけ、それとこれとではまた別だ。いくら、ruby:我:オレ)といえども…そこは考える』
クリス「………」
クリスは後ろにいるギルガメッシュとオルタを見渡しまた膝に蹲り考える
クリス(……ギルガメッシュとバーサーカー…)
クリス(………バーサーカーは幼い頃から一緒にいてくれた…きっとあたしでも気づかないことも知ってる)
クリス(対して…ギルガメッシュはつい最近知りあった英霊だ…何も知らないようなもんだ。いや、知らないことだらけだ)
ギルガメッシュ「……クリス」
名前を呼ばれびっくりするクリス
そしてゆっくり振り返る
ギルガメッシュ「お前は何を望む」
クリス「?」
ギルガメッシュ「お前は言ったな「歌で世界を平和にする」と」
ギルガメッシュ「そうではなく、“今”何を望むか聞きたい」
クリス「……」
ギルガメッシュ「聞き方を変えよう。…この戦いが終わったら何がしたい」
クリス「………」
クリスは黙り込んで考える
【クリスside】
今思えば、シェムハを倒し何もかも終わった…。
いや、ギャラルホルンでの平行世界の行き来はあるが……今まで沢山の所を行ってきたし。マリアたちも平行世界に行って会いたい人に会いに行ってるし…
そう思うと……あたしだけあの戦いが終わっても…戦いの中に未だにいる…
どうする?
誰かがあたしに聞いてくる
この戦いが終わったら何がしたい?
あたしは……
マリアや風鳴先輩が平行世界に行ってセレナや奏に会いに行くように
誰かに会いに行く?
例えば、フィーネやアダム、サンジェルマン達に会いに行くのもいい
……全員
けど、今は話し合う中だろ?
……確かに…直々皆に黙って向こうに行って話したりはしてた。魔術のことも皆に言うなと固く口止めして話もした
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れもん(プロフ) - こういった作品はあまり見た事がなく、新鮮だったため作品削除と聞いてとても寂しい気持ちでいっぱいです。リアルの事情もあるかと思いますが、また更新や作品制作をしてくださるのを楽しみにしています! (2021年9月11日 8時) (レス) id: 913c68c9fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こーりん★ | 作者ホームページ:http://ガリィドール☆のホムペ
作成日時:2020年3月23日 17時