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『ん〜、』
カーテンの隙間から流れる眩しい光で目を覚ます
いつもより少し窮屈に感じるのは
隣で愛おしい彼が眠っているからで
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相変わらずちょっぴりブサイクな寝顔に
思わず笑ってしまいそう
そっとベッドを抜けて、キッチンへ向かう
時計を見ると、９時半で
いつもより少し寝すぎてしまった
でも今日は日曜で、望も今日は何も予定はないみたいだし
ゆっくり寝かせてあげよう、なんて思いながら
朝食の支度をする
.
大学時代に同居していたのもあって
お互いのペースとかは分かっているつもりだし
そのうち起きてくるでしょ、なんて思ってたら
「んー、おはようA」
ほらやっぱり
『おはよう望、よく眠れた？』
「おん、久々にぐっすりやわあ」
『忙しくてゆっくり出来てなかったんでしょ』
「まあな〜引越しの準備とかもあったしな」
『あれ、今日荷物届くんだっけ、』
「そのはずやで、Aの部屋広いから丁度ええなあ」
『そう？もう慣れちゃった、』
「え、俺ならここに一人暮らしとか寂しくて無理やわ」
『意外といけるもんだよ？ (笑) 』
「そうなん？俺絶対あかんわ、」
なんてどうでもいい話をしながら朝食をとる
『なーんか久々だなあ、誰かと食べるの』
「そやなあ、友達きたりしやんの？」
『来る時もあるけど、飲んで終わっちゃうんだよね〜』
そうなんや、ってモグモグしたまま言う望
と思えば
「これからはずっと一緒やな」
って嬉しそうに言ってくる
.
『そうだね』
ずっと一緒、っていう言葉が
私にとってはなにより嬉しくて、甘かった
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ｔｏｎ(プロフ) - 小瀧ほのさん» ありがとうございます！ぼちぼち再開します（＾_＾） (2019年2月21日 13時) (
レス) id: 3a0624af96 (このIDを非表示/違反報告)
小瀧ほの - 楽しく読ませてもらっています。更新頑張って下さい。 (2018年4月15日 22時) (レス) id: 2dcb365aa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｔｏｎ | 作成日時：2018年2月4日 1時
