雨音 ページ35
Aside
「では行こう!」
返事をする前に煉獄さんは私の手を取り外に出た
外は相変わらず雨が酷く降っていて
傘を取りに中へ戻ろうとすると
「君も一緒に入るといい!」
そう言いながら傘を傾げてくれた
『………失礼します』
もう二度と煉獄さんの隣を歩くことなど無いかもしれない
初めは迷ったが結局その欲に負けて私は傘の中に入った
「では、行こうか」
私は煉獄さんと雨の町を歩き始めた
歩きながら煉獄さんの横顔を盗み見た
横顔もやはり綺麗だった
私たちはずっと無言で歩いた
私たちの耳に響くのは
傘を跳ねる雨音と私たちの歩く足音だけだった
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Miyuki(プロフ) - 杏寿郎最推しさん» 読んでいただきありがとうございます( ´ ` *)キュンキュンして頂けているのならば良かったです!同じ煉獄さん推しの方に出会えて嬉しいです!ありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ (2020年7月29日 21時) (レス) id: 07ac9a1952 (このIDを非表示/違反報告)
杏寿郎最推し - この度は読ませていただきました(*'▽') お話の内容にもうキュンキュンです(・∀・)ニヤニヤ ちなみに、名前で分かると思いますが、杏寿郎最推しです←うん。分かった。はい。 これからも、頑張ってください(^-^) (2020年7月29日 2時) (レス) id: 71e348d052 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Miyuki | 作成日時:2020年6月22日 17時