検索窓
今日:15 hit、昨日:36 hit、合計:112,270 hit

零れた言葉 ページ28

煉獄side


Aが茶をたてに奥へ入ってから随分と時間が経った


戻っても来ない
何かあったのだろうか?
怪我でもしたのか?
心配になった俺は
席を立ち奥へ向かおうとすると


「煉獄さん、お待たせ致しました」

1つの声がした
しかし、彼女の声ではない
前を見ると宇髄の奥方の1人雛鶴さんがいた


彼女は俺の横を通り過ぎ、俺が座っていた席に
1杯の茶を静かに置いた

「…………あぁ、すまない!ありがとう!」


せっかく奥方が持ってきてくれた茶だが
正直言うとAのたてた茶が飲みたかった
いや、きっとこの茶もうまいのだろう
俺がそんなことを悶々と考えていると


「煉獄さん、そんなお顔をしなくとも
このお茶はAちゃんがたてたお茶ですよ
Aちゃんは奥で片付けを少ししているだけです
直ぐに戻ってきます」


雛鶴さんの顔を見ると
彼女はクスリと笑い俺を見ていた
俺の思っていたことを全て見透かされ
俺はどんどん恥ずかしくなり


「よもや………、やはり気づかれていたか」


と無意識に呟いてしまった
慌てて口を押さえるも
それはもう俺の口から零れ落ちていて
取り消すことは出来なかった


「えぇ、気づいていました」


彼女はそれだけ言うと宇髄の元へと戻ってしまった



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

煉獄さんが雛鶴さんのことなんて言うか分からないのでとりあえず“雛鶴さん”にしました!

原作読んでないので、もしそういう場面がありましたら
煉獄さんは雛鶴さんのことこう読んでたよ!

と教えて頂けると嬉しいです!!

横顔→←お知らせ?(お話ではありません!)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
132人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Miyuki(プロフ) - 杏寿郎最推しさん» 読んでいただきありがとうございます( ´ ` *)キュンキュンして頂けているのならば良かったです!同じ煉獄さん推しの方に出会えて嬉しいです!ありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ (2020年7月29日 21時) (レス) id: 07ac9a1952 (このIDを非表示/違反報告)
杏寿郎最推し - この度は読ませていただきました(*'▽') お話の内容にもうキュンキュンです(・∀・)ニヤニヤ ちなみに、名前で分かると思いますが、杏寿郎最推しです←うん。分かった。はい。  これからも、頑張ってください(^-^)    (2020年7月29日 2時) (レス) id: 71e348d052 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Miyuki | 作成日時:2020年6月22日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。