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あいつの気になる女 ページ14

宇髄side


少し前に煉獄が恋をした


あの色恋に全く興味のなさそうな
あの炎柱の煉獄がだ

そりゃぁもちろん俺も派手に興味がある


確か美しい茶菓子があるとか
俺は煉獄のあの嬉しそうな顔を思い出しながら

「お前ら久しぶりに茶屋に行くか?」

嫁3人にそう聞くと



「はい、行きたいです」

「茶屋ですか!行きたいです!」

「天元様早く行きましょう!!!」


予想通りの返事が帰ってきて
俺たちはその茶屋へ向かった

〜〜〜〜お店の前に着き〜〜〜〜〜〜


暖簾をくぐると

『いらっしゃい』


目の前には女がいた


大人しそうだが立っている姿は美しく
青い瞳にまるで吸い込まれそうだった

一目見てピンと来た
この女が煉獄が思いを寄せている相手だ、と

あいつの好きそうな感じの女




俺たちは席につき茶が出てくるのを待つ


『お待たせ致しました
本日は辛夷を模した和菓子になります』

女が俺たちの前に茶と茶菓子を置く

「お菓子は毎日違うんですか?」


『はい、お菓子は毎日変えています
お気に召されませんでしたでしょうか?』


「あ、ごめんなさい!そんなことないの!
ただ、本日のお菓子って言うからそうなのかな
?って思っただけよ!」

『それは良かったです
またいらしてください』


「天元様見てください!
すごく綺麗じゃないですか!
これ和菓子なんですよ!?」

「須磨あんたうっさい!
周りにお客さんがいんだよ!
ちょっとは静かにしな!」


須磨達は少し騒いでいたが3人とも物珍しそうに和菓子を見ていた
確かに、この和菓子は美しいと思う

「この和菓子、あんたが毎日作るのか?」

『はい、私が作ってきます』

「今度、見に来てもいいか?」

『はい、構いませんが………』

「どうした、何かほかにあるのか?」

『い、いえ、ただ、そんなに面白いものでもないので…………』

「そんなこと気にしなくていいんだよ
今度おれの仕事仲間とくるわ」

『わかりました、お待ちしております』


そうして俺はこの女との約束を取り付けた
もちろん煉獄を誘っていくつもりだ


この後俺は嫁たちと茶と茶菓子を堪能した


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

辛夷→歓迎

褒めたたえろ!→←お友達



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Miyuki(プロフ) - 杏寿郎最推しさん» 読んでいただきありがとうございます( ´ ` *)キュンキュンして頂けているのならば良かったです!同じ煉獄さん推しの方に出会えて嬉しいです!ありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ (2020年7月29日 21時) (レス) id: 07ac9a1952 (このIDを非表示/違反報告)
杏寿郎最推し - この度は読ませていただきました(*'▽') お話の内容にもうキュンキュンです(・∀・)ニヤニヤ ちなみに、名前で分かると思いますが、杏寿郎最推しです←うん。分かった。はい。  これからも、頑張ってください(^-^)    (2020年7月29日 2時) (レス) id: 71e348d052 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Miyuki | 作成日時:2020年6月22日 17時

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