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ギルガメッシュ「何故そのようなものを」
クリス「……何も無いからだ。パパのヴァイオリンもママが着けていたアクセサリーなにもかも炎の海に呑まれた」
クリス「せめて、パパとママのものが欲しい、それを聖杯で願う」
ギルガメッシュ「……自身の夢を叶えるとかでもなくか」
クリス「あたしの夢は、パパとママの夢を引き継いで「歌で平和な世界をつくる」ことだ」
ギルガメッシュ「歌で平和をつかむ、か」
ギルガメッシュは少し何かを考える素振りを見せたが、しらばらくしてふんと鼻を鳴らす
ギルガメッシュ「良い夢ではないか」
クリス「え…」
クリスは少し驚いた顔をする
クリス「意外だな、言峰はお前のこと「傍若無人」や「慢心王」と言っていたが」
ギルガメッシュ「いつの話だ」
クリス「昨夜、帰ってくる途中でばったり会って少し話たんだ。その時に…」
ギルガメッシュ(言峰の野郎、余計なことを)
言峰「ヘックシュ…！」←
クリス「……良い夢、か」
クリス「ノイズ」
ギルガメッシュ「あぁ人間を襲い、炭素の塊にして殺す化け物か」
クリスは空を見あげる
クリス「ノイズを生み出したのは、“ソロモンの杖”」
ギルガメッシュ「……」
(ソロモンの杖……)
ギルガメッシュは横目でクリスを見続ける
赤い瞳が写すのは表情のわからないクリスの姿
クリス「そして、それを起動させたのはあたしだ」
クリス「あたしの歌で、ソロモンの杖を起動、ノイズを生み出した」
クリス「そして、ソロモンの杖の力でバビロニアの宝物庫開けて…その杖で封印した」
ギルガメッシュはその言葉に徐々に目を見開いていく
ギルガメッシュ(バビロニアの宝物庫…)
これは数多の戦いの中で繰り広げられた話の一部でしか過ぎないことをギルガメッシュは分かっていたが
それでも自身に由来してくる言葉には反応してしまうのであった
その時丁度お昼が終わるチャイムがなる
ギルガメッシュも霊体化しクリスも自分の教室へと戻っていった
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こーりん★(プロフ) - remonduke02さん» ありがとうございます！更新、いつも遅くてすみません！ですが、頑張ります！応援ありがとうございます(o_ _)o (2020年1月23日 0時) (
レス) id: f50f010c13 (このIDを非表示/違反報告)
remonduke02(プロフ) - こーりん★さん» いえいえ！ずっとファンだったのでお役に立てたなら嬉しい限りです！これからも頑張って下さいね！ (2020年1月19日 19時) (レス) id: 743a2196d1 (このIDを非表示/違反報告)
こーりん★(プロフ) - remonduke02さん» 本当ですか！？確認してみます！教えてくださりありがとうございます！！ (2020年1月17日 23時) (レス) id: f50f010c13 (このIDを非表示/違反報告)
こーりん★(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます！ (2020年1月17日 23時) (レス) id: f50f010c13 (このIDを非表示/違反報告)
remonduke02(プロフ) - 細かくてすいません、どうしても気になってしまったので...!設定画のイリアですが、イリヤではないかと..?もしわざとでしたらすいません！ (2020年1月17日 15時) (レス) id: 743a2196d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こーりん★ | 作者ホームページ：http://ガリィドール☆のホムペ
作成日時：2019年9月1日 1時
