検索窓
今日:10 hit、昨日:7 hit、合計:118,827 hit

救ってくれたから ページ28

Aside





これでいいんだ

これで全てが終わる

これ以上私が人の命を奪うことは…無くなる





太宰「A!速く此方に来るんだ!
まだ間に合う!!」




太宰が私を連れて行こうと私に歩み寄る

だけどそんな彼の足元に
一本の刃物が飛んでくる




「……鏡花」




鏡花は私の前に立ち、太宰を睨みつけた




敦「太宰さん!」

太宰「敦くん!君は速く国木田君達の所へ」

敦「でも、彼女が…」




そう言って人虎は鏡花へと目線を移す

何と言おうと鏡花は此処から離れない
だって私が始めに命令したから

『今日の貴方の任務は此処にいること』ってね

人虎だけでもこの倉庫に残せれば
あとは駆けつけたポートマフィアの人が
人虎を確保してくれるだろう

虎の再生能力の事は芥川から聞いた
この程度の爆発になら耐えれるだろう

それも見越してこの計画を立てた




敦「……ねぇ、君はどうしてその人を庇うの?」

「……は?」




突然の人虎の発言に私は混乱する

鏡花が私を庇う?…意味が分からない
こいつは何を言ってるの?




敦「さっき君は言ったよね
その人を…桜内を置いて行けないって」

「…っ?!」

敦「どうして?彼女は…桜内は
君を利用したんだよ?!なのに…どうして!」

鏡花「……私は鏡花、六ヶ月で三十五人殺した
私は生きてるだけで罪な人間」

敦「でも、それは君の異能力を
利用した奴等のせいで君のせいじゃ…」

鏡花「夜叉白雪は私の一部
誰が使おうと私が殺した事に変わりはない」

敦「…でも((鏡花「それにこの人は私を救ってくれた」

「…っきょ、うか…?」




鏡花の一言でまたしても私の思考は混乱する

私が鏡花を助けた?

何を言ってるの?だって私は
貴方の能力を利用して…




鏡花「だから私は彼女を"一人"には出来ない」

「…っ!!」

そんな事で→←私と同じだから



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
207人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ミルト* - ミカドさん» ありがとうございます!!面白いって言ってもらえるのが一番嬉しいので今めっちゃ舞い上がってます(笑)これからも頑張りますので、何卒宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年2月21日 0時) (レス) id: 02400200e5 (このIDを非表示/違反報告)
ミカド(プロフ) - とっても面白くて、とても気にいりました!!これからも続きを楽しみにしています!頑張ってください!! (2019年2月20日 22時) (レス) id: f327cce89d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミルト* | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年2月1日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。