月が満ちていた時 ページ21
Aside
私は元々ポートマフィアの敵組織の人間だった
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男「いい加減話したらどうだ？
そしたら楽になれるぞ」
「……………」
男２「駄目だなこの餓鬼
殴っても蹴っても何も話そうとしない」
「……………」
私の名は桜内A、十六歳
只今私達の組織の敵ポートマフィアの拷問室で
拷問を受けております
今回私の首領から命じられたのは
ポートマフィアのボス森鴎外を殺す事
だが、この通り呆気なく失敗に終わった
男「明日は"あのお方"がこちらに来る
そしたらこの餓鬼も嫌でも話すだろう」
男２「そうだな」
そう吐き捨てて彼等は部屋を出ていった
「情報…ねぇ…」
彼等に組織の情報を話しても良いと
私は考えている
元々いつか裏切ろうと思っていた組織だったし
でも、今此処で彼等に話した所で
私には何のメリットもない
どうせ情報を吐くなら
自分のメリットになる方が良い
「…………はぁ」
『あのお方』
さっきからその言葉だけが
私の中でぐるぐる回る
あのお方とは一体誰の事なのだろうか
まぁ、いいや
どうせ私の"一番欲しい物"は
誰も与えてくれないのだから
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ミルト* - ミカドさん» ありがとうございます！！面白いって言ってもらえるのが一番嬉しいので今めっちゃ舞い上がってます(笑)これからも頑張りますので、何卒宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年2月21日 0時) (
レス) id: 02400200e5 (このIDを非表示/違反報告)
ミカド(プロフ) - とっても面白くて、とても気にいりました！！これからも続きを楽しみにしています！頑張ってください！！ (2019年2月20日 22時) (レス) id: f327cce89d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルト* | 作者ホームページ：
作成日時：2019年2月1日 13時
