貴方の業 ページ12
敦side
風見「異能力【花鳥風月】」
彼女がそう叫ぶと彼女の周りで
風が吹き荒れる
そして地面から草花が生えてきて
僕はあっという間に拘束された
谷崎「敦くん！」
「ｸｽｯ…貴方にはそこでお仲間が死んでいくのを
じっと見ててもらうわ」
国木田「クソッ…」
風見「私の異能力は草や木を
操ったり生み出すことが出来るの」
太宰「随分と厄介な異能だね」
風見「それだけじゃないよ？私の異能はね…」
ゴゴゴゴゴゴゴッ
突然倉庫が激しく揺れ始めた
風見「私は自然災害を
自由に起こすことができるの」
ドカァァァァァァァンッ
激しい音とともに倉庫の地面が割れて
国木田さん達が瓦礫と共に飛んでいく
敦「国木田さん！谷崎さん！太宰さん！」
「いいね〜その顔。好きだよ？そういう顔」
彼女は笑う
不気味で残酷な悪魔のように笑う
風見「芥川〜出てきていいよ〜」
国木田「なに？！」
谷崎「芥川？！！」
コツコツと音を鳴らして
倉庫の奥から出てきた芥川
月の光に照らされてたその顔は
桜内と同様、殺気で満ちあふれていた
芥川「人虎、今度こそ僕が貴様を」
「駄目だよ…人虎は生け捕りの命なんだから」
芥川「………」
「芥川はあの二人を風見と一緒に
殺してくれればそれでいいの」
そう言ってまた恐ろしい笑顔で笑い
国木田さんと谷崎くんを指差す
そんな桜内の命に芥川は
渋々と頷き国木田さん達に襲いかかる
敦「なんで、こんなことに…」
「何度も言われてるんじゃないの？」
敦「え？」
「それが貴方の業なのよ」
敦「僕の…業」
彼女はゆっくりと太宰さんの方を向く
そしてまた笑う
その笑顔はさっきまでとは比べ物に
ならないくらいの殺気に満ちあふれていた
「さぁ、太宰。私達も遊ぼうよ」
太宰「…………」
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ミルト* - ミカドさん» ありがとうございます！！面白いって言ってもらえるのが一番嬉しいので今めっちゃ舞い上がってます(笑)これからも頑張りますので、何卒宜しくお願いしますm(_ _)m (2019年2月21日 0時) (
レス) id: 02400200e5 (このIDを非表示/違反報告)
ミカド(プロフ) - とっても面白くて、とても気にいりました！！これからも続きを楽しみにしています！頑張ってください！！ (2019年2月20日 22時) (レス) id: f327cce89d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルト* | 作者ホームページ：
作成日時：2019年2月1日 13時
