真選組には女局長が存在していた話 (ページ13)

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13話ページ13

坂田銀時ｼｰｽﾞﾝ
さっきはまじで酷い目にあったな。
まさかあんなに料理が下手だとは。
とりあえず非常食のカップラーメンにお湯を入れた。

『万事屋さんって名前なんていうんですか？』

坂田「んぉ、あれ？最初の時挨拶してなかったっけ」

『万事屋菊ちゃんでしたっけ』

坂田「万事屋銀ちゃん!!!!で、俺の名前は坂田銀時。気軽に銀ちゃ～んとかでもいいよ」

『......』

坂田「引くな！」

『あ、総悟が言ってた旦那でいいじゃん。よろしく旦那』

坂田「何教えてんだよあのイカレ小僧が」

こいつと最初にあったのは確か自販機の下にお金が落ちてないか見に行ってる時だったよな。
最初見た時すっげぇ美人かと思ったんだけど....。
やっぱ顔良い奴って性格悪いって本当だったんだな。
いや、でも結野アナはいいに決まってる！
なんて余計なことを考えていると、そういえばこいつなんで真選組に入ったんだ？っと疑問におもい聞く。

『私は産まれた時から両親いなくって、それを拾ってもらったのが近藤さんなんですよね。』

坂田「でもお前女局長って...なかなかなれるもんじゃねぇぜ？」

『まぁ。そこは天性の才能ってやつですよ』

坂田「あ～はいはいムカつくムカつく～」

でも確か大串くんが特例出してまで欲しい人材っつってたな。
実際戦ったとこは見たことねぇがそんな強ぇのか？

『あ、今こいつ強いんか？って思いました？そんなあなたにお教えしますね。私真選組で1番強いです自信あります』

坂田「随分思い切っていったな...えぇっと？真選組って確か総一郎くんが1番強いじゃ...？」

『総悟？あぁ、あいつは結構うち相手でも持つほうですよね。でも、うちが1番です』

こいつひょっとしたらマウンテンゴリラか...？
でも...体は細い。筋力もないように見える。ほんとかよ....。

『あ～まだ信じてませんね？まぁ、今は信じて貰えなくて結構ですけど。まぁいつかはきっと見ますよ。うちの実力を』

そういかにも胡散臭いことを言って麺をすすった。
総一郎くんより強いってなると....。
神楽と五分五分ってとこか...？
まさか夜兎...？な、わけねぇかこの間陽射しのした歩いてたしな。

『ん、ふわぁぁ～あ...。旦那あたし眠くなってきたんで寝ます。布団どこですか？』

坂田「あ、っと～確か神楽のが押し入れに...」

『隠し子!?』

坂田「アホかまだ従業員いるんだよ」

『ほへ～...なるほど。まぁ、いいや！じゃあそれで』

坂田「はいはい」

今日はこいつのパシリで1日終わったな。