133.騙し合い ページ42
あ｢松本管理官は、本当は御手洗監察官のやろうとしていたことを止めたかった。だからSPTに近づこうとした。
だけど近づくにはいのちゃんたちが邪魔。だから大阪に行かせた。そして自ら監査役を名乗り出た。
ま、御手洗さんの指示もあったかもしれないけど。でしょ？｣
驚いたように目をそらした松本管理官
風｢貴方はSPTに監察官を止めてほしくて、警察関係者に犯人がいることを気づかせたくて、わざと嘘の目撃情報を出して泉花凛を６件目の放火犯に仕立てあげた｣
風磨が落ち着いた低い声で話す
あ｢USBを盗んだのも松本管理官。これは貴方の指示？｣
御｢ああ｣
あ｢USBがなければ自分たちの悪事がバレることはないもんね｣
健｢まぁ、俺たちが捜査に加えられたときはかなり焦ったでしょ｣
風｢勝利を俺らから遠ざけたのは御手洗さん。理由は６年前の事件の存在と隠蔽に気づかれたから｣
勝｢さっさと殺しておけば良かったのにね僕のこと｣
高速でキーボードを打ちながら勝利が薄笑いを浮かべて言った
御｢ふっ(笑)そうだな｣
あ｢監察官は櫻井さんと松本管理官と大野警視正、それから小瀧を、櫻井さんは警察を恨んでいる人と手越を、松本管理官は女子高生とSPTを利用した｣
風｢騙し合いしてたってことっすよ｣
健｢結果的に、松本管理官は櫻井さんと御手洗監察官、手越は櫻井さんを欺きましたからね｣
風｢中島と紫音も俺らにあのこと隠してたわけだし、
玄樹は勝利を、勝利は俺らを騙さざるを得なかったわけだから｣
重｢お前ら俺のことも騙してたしな！｣
仕方ないと言うように、声を出したしげ。
あ｢しげの場合は騙してたんじゃなくて隠してたの！笑｣
健｢騙すならまずは身内から、ってね｣
御｢お前ら、すごいな。俺が久龍に勝てるわけないわ｣
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月 - お忙しいかと思いますがぜひ続きが見たいです！！楽しみにしています！ (2017年9月6日 0時) (
レス) id: c1efe74be2 (このIDを非表示/違反報告)
cocoa(プロフ) - これからも続きを読みたいです！是非続編を作って欲しいです！ (2017年8月16日 1時) (レス) id: 0c4f2e9c01 (このIDを非表示/違反報告)
kotoha(プロフ) - まだまだ続きみたいです！是非、続編書いてください (2017年8月14日 17時) (レス) id: c254d306c2 (このIDを非表示/違反報告)
ひびき(プロフ) - もっと続けが見たいです！ (2017年8月11日 10時) (レス) id: 569a9b3e98 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - はじめまして！もう終わっちゃうんですか？！凄く読んでて楽しいので、番外編でもいいので続けて欲しいです。これからも頑張ってください (2017年7月2日 1時) (レス) id: e91fa53c6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆう | 作成日時：2016年9月15日 22時
