8話 ページ9
ユウリ「次はジンペイ君だね。そうだな…。
キュウビ君のを透視して貰おう。」
ジンペイ「よーし。ちゃちゃっと見てくるぜ!」
ジンペイは目隠しをつけると、猫妖怪3人集に指示を出す。
ジンペイ「行け!バケーラ、ゴロミ、ブルポン!」
「「「アイアイサー!」」」
ユウリ「バケーラ、ゴロミ、ブルポン…今のも能力発揮の掛け声?」
「「『そうそうそうそう!』」」
最早定番ともなったユウリのツッコミに、残る4人は必死で頷くのだった…。
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一方、猫妖怪3人集はというと。
キュウビのいるテニスコートに向かっていた。
テニスコートでは今日もキュウビファンが、キュウビに向かって黄色い声を上げていた。
「キュウビ先輩って、何でそんなにカッコいいんですか?!」
キュウビ「それはね。君達の愛に失礼がないように、さ!」
その言葉と同時にキュウビがウィンクすると、キュウビファンは目をハートにするのだった。
しかし、突如としてキュウビのズボンがずり落ちた。
突然に見えた生足、そしてパンツ…。
先程までハートだったキュウビファンの目は点になり、黒いパンツを凝視していた。
「「「黒パン!」」」
勿論それはバケーラ達の仕業。
ズボンの下の黒を確認すると、下ろしたズボンを直すこともなく去っていった。
「あ、あのキュウビ先輩…?」
何時までもズボンを直さないキュウビに若干引き気味な顔をしながら名を呼ぶキュウビファン。
しかしキュウビは、焦り1つ見せずこう言った。
キュウビ「安心したまえ。これはパンツでは無い。
パンツプロテクターだ!」
何故かドヤ顔をしながらいうキュウビ。
目の前のファンの顔が見えていないのか、尚も話を続ける。
キュウビ「この下には…パンツサポーター!
そしてこの下が、僕の真のパンツさ!」
嫌、さっきの言葉を撤回しよう。
キュウビは案外焦っているのかもしれない。
テニスコートから聞こえてきた女子の悲鳴を聞き流し、バケーラ達は見たものをジンペイに報告した。
ゴロミ「ジンペーイ!キュウビは黒パンだーっ!」
ジンペイ「OK、見えたぜ!キュウビ先輩のパンツは黒!」
正解はいかに。
コマがキュウビに電話をかけて確認すると…。
コマ「はい、はい。えっ、そうですか!
キュウビ君のパンツ、白だって。」
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ふらっぺ(プロフ) - ちーさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます! 少しずつですが、時間のある時に更新していくので亀の歩行を見守る気持ちで待っていてください((( これからも頑張りますね!応援よろしくおねがいします! (2022年5月17日 21時) (レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 続きまってます!頑張って下さい! (2022年5月16日 15時) (レス) @page34 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - ふらっぺさん» (´;ω;`)ありがとう…!いつか最高のクオリティーで!! (2022年5月14日 21時) (レス) @page34 id: 8235c84220 (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ(プロフ) - 朱音@とれめいさん» そっか……無理しないでね! 何回も言ってるけど、いつでも待ってるから!また描けそうだな〜って時にでも描いてくれたら嬉しいな(*´ω`*) (2022年5月11日 18時) (レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - 花白ちゃんの絵没になりそう…( ;∀;) (2022年5月10日 18時) (レス) id: 06b52c3368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふらっぺ | 作成日時:2021年11月25日 17時