6話 ページ7
ジンペイ「全然やる気が出ないんですけど。」
マタロウ「ジンペイ君!ここはちゃんとしようよ!只でさえ…」
【ズルしてるんだから】と言いかけたマタロウを、フブキがとんでもない速さで取り押さえに行く。
フブキ「何バラそうとしてんのよ…!」
マタロウ「ごめん…。」
凄まじい眼力によって睨まれたマタロウは、小声で謝る。
フブキは気を取り直し、ジンペイに声をかけた。
フブキ「ジンペイくーん、早くパンツの指定しちゃってーっ!」
ジンペイ「OK!」
ジンペイもフブキの言葉を聞くと、少し考えてからユウリに言った。
ジンペイ「じゃあユーリが透視するパンツは…メラので!」
ジンペイが指定したのは、YSPクラブの一員でもあるメラのパンツ。
ユウリはそれを聞くと、余裕ありげに返事をした。
ユウリ「雷堂メラ君だね。分かったよ!
ショータイム、カモン!」
ユウリが目隠しをして指を鳴らすと、ユウリの背後に大きな影が見えた気がした。
その大きな影は、廊下を歩いていたメラのところまで行くと、メラの背後につく。
しかしメラも何かの気配を感じ取ったようで、後ろを振り向いた…が、誰もいない。
メラ「誰もいねぇか…。」
──いる。
影はハッキリとして、大道芸人の様な格好をした"何か"が現れる。
ソイツはメラの股のところから顔を出していたが、メラも、横にいた獅子黒も…ソイツに気づくことはなかった。
メラ「何かの気配がしたんだが…。」
メラがそういうと同時に、先ほどの化け物はメラから離れる。
ソイツは嘲笑うかのように、持っていたムチでメラのお尻を叩き…去っていった。
メラ「な、何だ?!」
ユウリ「見えたぞ。メラ君のパンツは…。」
その頃、ユウリは透視が終わったのか、【見えた】というパンツの色を言い当てようとしていた。
ユウリ「ピンクのハート柄だ!」
いきなり言われた柄に、いつものメラを知るYSPクラブの面々は、疑いを募らせた。
マタロウ「ピンクのハート柄…?!」
ジンペイ「ホントに〜?」
コマ「メラ君がそんなパンツはいてるイメージ全然無いけど…。」
ジンペイ「電話して確認だ!」
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ふらっぺ(プロフ) - ちーさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます! 少しずつですが、時間のある時に更新していくので亀の歩行を見守る気持ちで待っていてください((( これからも頑張りますね!応援よろしくおねがいします! (2022年5月17日 21時) (レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 続きまってます!頑張って下さい! (2022年5月16日 15時) (レス) @page34 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - ふらっぺさん» (´;ω;`)ありがとう…!いつか最高のクオリティーで!! (2022年5月14日 21時) (レス) @page34 id: 8235c84220 (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ(プロフ) - 朱音@とれめいさん» そっか……無理しないでね! 何回も言ってるけど、いつでも待ってるから!また描けそうだな〜って時にでも描いてくれたら嬉しいな(*´ω`*) (2022年5月11日 18時) (レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - 花白ちゃんの絵没になりそう…( ;∀;) (2022年5月10日 18時) (レス) id: 06b52c3368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふらっぺ | 作成日時:2021年11月25日 17時