3話 ページ19
臼見沢「お怪我はありませんか？」
お婆さん「ありがとう。心優しいお方…。」
お婆さんは感動のあまり涙ぐんでいる。
想像と違った光景に、ジンペイ達は拍子抜けしてしまった。
ジンペイ「…あれ？」
マタロウ「人助けした？」
次に臼見沢先生が向かったのは怪しい路地裏。
不良達と何やら話し込んでいる。
ジンペイ「これは怪しいぞ〜！もしかしたら臼見沢先生は悪の組織の裏ボスかも！」
メラ「無くもないが…。」
しかし、今度も想像と違った。
不良達が立ち去った後には、1人の男子生徒が。
男子生徒「先生、助けてくれてありがとうございます！」
臼見沢「気を付けて帰りなさい。」
どうやら不良達に絡まれていた男子生徒を助けていたらしい。
フブキ「また人助けしてる！」
『臼見沢先生、怪しいところはなさそうだけど…。』
コマ「むしろ、ものすごくいい人だよ！」
ジンペイ「いや、あの顔は絶対怪しい。」
ジンペイは胸の前で手を交差させ、『ウスミザワン・ラプソディ』という新ボケをかます。
顔も臼見沢先生に似せてあり、ジンペイは相当顔に執着心があるらしい。
そんなジンペイに、マタロウは呆れながら突っ込んだ。
マタロウ「だから顔は関係ないから！」
フブキ「臼見沢先生が怨霊を凶暴化させているなんて…。えんら先生考えすぎなんじゃないかな？」
ここまで臼見沢先生の善行を見てきて、フブキはえんら先生の言ったことが信じられなくなっていた。
──学校。
生徒会長であるラントは階段を下っていた。
廊下を曲がろうとした時、ふと臼見沢先生を見つけた。
少し気になり、彼の後を付けていく。
ラント「(今は、美術の授業はないはず。なぜ国語教師の臼見沢先生が、誰もいない美術室に…？)」
考えを巡らせるが、美術室から誰かが出てきて咄嗟に隠れた。
出てきたのは来星ナユ。
堂々と歩いている姿を見て、ラントはまた考えを展開させ始める。
しかし、ラントの後ろにはお化けさながらの顔をしたジンペイが。
ジンペイはラントにそっと近づき…。
ジンペイ「わっ！」
ラント「ぅわっ！」
脅かしたのだ。
突然の事にいつも冷静なラントも驚き、大声をあげてしまう。
不運なことに、その声にナユも反応してしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふらっぺ(プロフ) - ちーさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！ 少しずつですが、時間のある時に更新していくので亀の歩行を見守る気持ちで待っていてください((( これからも頑張りますね！応援よろしくおねがいします！ (2022年5月17日 21時) (
レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 続きまってます！頑張って下さい！ (2022年5月16日 15時) (レス) @page34 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - ふらっぺさん» (´;ω;`)ありがとう…！いつか最高のクオリティーで！！ (2022年5月14日 21時) (レス) @page34 id: 8235c84220 (このIDを非表示/違反報告)
ふらっぺ(プロフ) - 朱音@とれめいさん» そっか……無理しないでね！ 何回も言ってるけど、いつでも待ってるから！また描けそうだな〜って時にでも描いてくれたら嬉しいな(*´ω｀*) (2022年5月11日 18時) (レス) id: 5173fe343f (このIDを非表示/違反報告)
朱音@とれめい - 花白ちゃんの絵没になりそう…( ；∀；) (2022年5月10日 18時) (レス) id: 06b52c3368 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふらっぺ | 作成日時：2021年11月25日 17時
