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chapter70(必読!訂正版) ページ26

開会式からしばらく経ち、もうそろそろ人が空いてきたであろう宝石を見に行きたいと思っていた。



「園子と蘭、よかったら宝石見に行かない?」


そう提案すると、


「ごめーんA。私おじ様に呼ばれてて…。」

「私もコナン君どっか行っちゃったから、探さないと……。」



2人とも忙しいな…。

もたもたしてたらまた人増えそうだし、先に1人で見てこようかな。



「じゃあ、ごめん。お先に宝石拝んできてもいい?」


そう2人に告げて私は展示会場に向かった。



「えっと、展示場はあっちか…。」



コツコツと、履きなれていないハイヒールの音が廊下に響き渡る。



「ここを曲がって___」



すると角を曲がった先に見えたのは、あの見慣れた後ろ姿だった。




「安室さん……?」




そう声をかけると、少し驚いた顔でこちらに振り向いた。

私はそのまま安室さんの方へ向かう。




「もしかして、安室さんも宝石見に来たんですか?」



そう聞くと何故か歯切れ悪く「ええ…」と返された。

さっきまであんなに気持ち悪いくらいキザなセリフ吐きまくってたのに、急に素っ気なくない…?




「やっぱり、今日の安室さん変ですよ。」

「…なぜ、そう思うんです?」



そう言って今度は真っ直ぐみつめてきたので、目を見ていられなくてつい目を逸らしてしまった。



「…なんとなく、です。」



なに見つめられて照れてるんだ私。

この前のぞき込まれた時だってそうだ。


それに、あの女性を見た時も__


もうこのままモヤモヤしたまま過ごすくらいなら、いっそ今2人だけの時に聞いてしまおうか。


宝石の展示場へと歩き始めたていた安室さんのスーツの裾を掴んで引き止める。




「あ、あの…!」


「……どうしましたか?Aさん。」



安室さんがこちらに目を向けているのは伝わるが、肝心の私は自分の足元から目が離せない。

なにしてんだ自分…!

ただ、あの人は誰なのか聞くだけじゃんか。


何をそんなに怖がってるの?


ああ!もう勢いで言っちゃえ…!


私はバッと顔を上げた。




「この前本屋さんの裏で会ってた女性は誰なんですか…!!」





......................................................

めちゃくちゃ訂正しましたごめんなさい。

お話の方向ほぼ変わりましたすみません…。

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なみだうさぎ(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます!!更新不定期で大変申し訳ないですが、できる限り期待に応えられるよう頑張ります!! (2018年10月14日 1時) (レス) id: e3d8bdb6e6 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - 続編の移行おめでとうございます!私も楽しみに今後の展開待ってます。 (2018年10月13日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なみだうさぎ | 作成日時:2018年7月17日 21時

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