chapter2 ページ3
チリンチリーン
ドアを開けると、カフェ特有の鐘の音が鳴り響く。
想像通り、店内の雰囲気も私好みでいい感じだった。
「あら、いらっしゃい蘭ちゃん、園子ちゃん!それと…」
そこには笑顔がかわいい女性店員さんが。
2人は顔見知りなのかな?
「梓さんこんにちは!この子は同じクラスで友達の…」
「えっと、七瀬Aと言います。」
そう言ってぺこりと頭を下げた。
「Aちゃんね!私は梓って言います。よろしくね。」
そう言ってニコッと笑う梓さん。
なんか癒し系な感じでかわいい。
「さあさあ、お好きなお席へどうぞ〜」
そう言われ、私達は窓際の席に腰掛けた。
さっそくメニューを広げると、おいしそうなものがたくさん目に飛び込んでくる。
「うーん、迷うわねぇ…」
「ね!蘭、なんかオススメとかってある?」
「そうだなぁ、梓さんに聞いてみよっか!」
そう言って梓さんを呼び寄せ聞いてみると、サンドイッチかパンケーキがオススメらしい。
そして、迷ったあげく私はサンドイッチを頼んだ。
「なんせ、この店の看板イケメンの手作りだからね♩」
「あ、梓さん……!」
看板…イケメン…?
「あら、何か言っちゃだめなこと言った…?」
「いや、そうじゃないんですけど……」
「おや、蘭さん達じゃありませんか。
それと__見ないお顔の方ですね。」
そう言って爽やかに笑う男。
世にいうイケメンだった。
そう、私の苦手な___
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なみだうさぎ(プロフ) - 奈緒さん» 言われてみればそうですね!!アドバイスありがとうございます! (2018年7月30日 14時) (レス) id: e3d8bdb6e6 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒(プロフ) - 漫画の表記だとサンドウィッチではなくサンドイッチかと。めんどくさいこと言ってすいません! (2018年7月27日 0時) (レス) id: fb11a646af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よもぎ | 作成日時:2018年6月4日 1時