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#225 な「文化祭編終了!12月に入ります!」 ページ47

莉犬side

文化祭が終わるといつもの流れ、休日に突入した。←

その間は特に問題無く過ごす事が出来たのだが...。

__月曜日。

「なぁ赤崎」
「.........何」(←人見知り)
「お前生徒会に入ってるんだろ?」
「...それが?」


昼休み、ころちゃんが先に生徒会室に行き、1人机で黄昏ているとクラスの男子に話し掛けられ、こんな質問が飛んできた。


「黄神会長と紺野ってどうなったの?」
「...............ん?」

目を見開き彼を見つめ返すと、そばに居た女子も混じってくる。

「あーそれ、何か付き合ってるらしいよ?」
「え、やっぱり?そうなの?赤崎」

「.........え?あ?ん??」

色々焦り、言葉に詰まっているとクラスメイト達がガヤガヤと集まり始める。

「そういや文化祭の日桃白と紺野が入れ替わったって言うの聞いてさ〜」
「嘘!?相手だった劇の主役の女子誰だっけ!?」
「神木琉子とか言ってた!声可愛かったなー、身長もスラッとしてたし」
「その人会長だってさ」
「マジで!?」

ズバズバ言い当てられる文化祭の時の話。

......るぅとくん、ころちゃん。


「(全部バレてるよ......)」←

まぁ彼等がどんな関係なんて、見たらすぐに分かるんだろうけど。

皆の話を遠目に、俺は呆れながらため息をついた。
その直後、立ち上がる。


「......そろそろ、生徒会室に行こっかな」


るぅとside

1人生徒会室で作業をしていると、首に付けていたネックレスが時たま揺れる。
その度に、僕の頬は緩むばかり。

「会長、これはどうする?」
「!!...はい!それはですね___」

2年生の生徒会役員に書類を見せられ、にやけているのがバレないように僕は気を引き締めた。

「こんにちはー」
「莉真くん!来てすぐで悪いんだけどこっち手伝って!」
「あ、はい!」

莉犬も仕事に加わり、昼休みの仕事がスムーズに進み始める。

「るぅとくん、この書類出来上がったよ」
「ありがところちゃん」

ころちゃんも下っ端ながら、しっかり仕事を手伝ってくれてる。
渡された書類を受け取ろうとすると彼の手からするりと紙が落ちた。

バサッ

「ご、ごめん!手滑った...」

そう言って2人でしゃがみ込むと、ふと彼の首からにネックレスが垂れ下がる。

「...」
「るぅとくん?」
「...お揃い」

そう呟き右腕をかざして首のネックレスを引き出した。
僕がそう微笑むと彼も同じような動作をして笑い返してくれる。

「......だね」

僕等の生活は、少しだけ甘くなった。

#226 こ「さとみくん......非リアだと思ってたのに!!!」←→←#番外編 幼なじみの理解の深さは海よりも深いもの


らっきーすとぷりめんばー!

るぅとくん&ジェルくん


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鈴音(プロフ) - はちみつ。さん» はちみつちゃん!!ボードで話してたけど!おひさ!!ボードで話してたけど!←あっりがとぉぉ!お楽しみに!! (2021年1月17日 8時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青&黄は永遠ですよね...(脳死) (2021年1月17日 8時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ。(プロフ) - すずちゃん!!!すき!!!I LOVE YOU!てか久しぶり!続編も楽しみにしてまぁぁぁあす!! (2021年1月17日 8時) (レス) id: 332114d2f5 (このIDを非表示/違反報告)
ありす君 - 鈴音さん» 有難う御座います!URL貼れるように、頑張ります!僕も青君と黄君は最推しです! (2021年1月10日 22時) (レス) id: 844fa85ee9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青くんと黄くんは最推しなのでつい純粋に書いてしまいますw貼れる時に貼ってくれれば名前だけでも大丈夫ですよ! (2021年1月10日 11時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴音 | 作成日時:2020年7月19日 10時

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