君の願いを叶えるには。vol.5

#213 Snow White Story ー悪魔の企みー ページ31

《おばさんと楽しく会話をし、家に帰ってきた白雪。継母は機嫌が悪そうでした》

「ねぇ白雪」
「...お母さん...」
「お母様、でしょうが」
「............ババアって言われなかっただけマシだと思えやババア」←

《白雪の暴言が聞こえていない程の難聴だったのか、継母は構わず白雪に言葉を投げかけます》←

「さっき、貴方は可愛いと言われていたわね」
「うっわ盗み聞き？気持ち悪...割とガチで引く...」

「私の方が何十倍も可愛いのよ、綺麗なの」

「.....................は？(地声)」

《暴言を2度もスルーされた挙句、自慢話をされた彼女は低い低い声で継母を睨みました》

「私より美人な人間なんて居ないし要らないわ。出ていってくれないかしら」
「いや出てっていいのなら言われなくとも出ていきますよババア」←

《そんな冷戦状態のまま、突如始まった家出。白雪は近所の7人家族の元へ転がり込みました。》

(急展開←←←)

「...途中、ババアが殺し屋雇って私の事殺そうとするし。本っっ当に頭可笑しい」←

《何だかんだ、殺し屋を通報、逮捕させ安心した白雪でしたが...諦めない母は今度は興信所を頼り、徹底的に殺しにかかりました》

「マジで面倒臭いですねあの継母は！！お父さんは相変わらず出張から帰ってこないし...浮気してんのかな...そしたらめっちゃウケる...」

《与えられた部屋で愚痴っていると家中に鳴り響くインターホン。......そうです、継母が怪しげなフードを被りやってきたのです。あ、Googleマップを使用していた為片手にスマホを持っていました！


白雪は窓から覗き、そんな彼女にため息をつきます》

「......あのクソババア、ムカつくわ...今家には私しか居ないし、無視しようかな...」
「ビール瓶を買ってくれた貴方だけに！今なら無料で林檎をプレゼント致します！！」

「...............しょうが無い、今回だけ」←

《タダと言う言葉に釣られた白雪は、玄関の扉を開ける事となります。》

「......へぇ、紫色の林檎...」
「ええ、そうです！試しに今食べてみては？」
「.........まぁ、一口だけなら」

《玄関で分かりやすい変装をした継母の口車に乗せられ、白雪は毒の入った林檎を一口食べてしまいました》

「......うっ......これ...」

「......さようなら、白雪」



《もがき苦しむ白雪から背を向け、継母は何処かへ消えていってしまうのでした》

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らっきーすとぷりめんばー！

るぅとくん＆ジェルくん

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