#212 こ「かっこいい題名だな！ふざけてる僕達とは全然違う！！」← ページ30
莉犬side
序盤は結構滑り出しが良かった。るぅとくんの裏声も違和感無いし。
彼がスカート履いてるって思うと笑いが込み上げてくるが。
そしてやっぱり仮面を付けていただけの事はある。演技が上手い。
あの白雪の性格も割と嫌いじゃないな、俺。
とまぁ、劇の内容もさとみくんの件以外は申し分無く...俺達4人に留まらず体育館に居た全員が演技に惹き込まれていた。
「......眠い...」
隣でそんなか細い声が聞こえる。
...左隣、ジェルくんだ。
右隣で劇に見入っているころちゃんの邪魔にならないように小さい声で声をかけた。
「...ジェル、寝んな。俺に迷惑かかる」←
「莉犬...スマン、肩貸してくれんか？」
「嫌だよぶっ飛ばすぞ」←
そもそもそんな恋人みたいな事したらなーくんに殺されるだろうが！？
「き...昨日、徹夜...で。寝れてないねん...ホンマにスマン...」
「............」
隣を睨むと本当にウトウト頭を上下させるジェルくん。
「...............チッ」
舌打ちをかまし、彼の頭をこっちに引っ張る。
「.........ん...」
「そっちの方が身長高いんだから、首きついとか文句言うんじゃねぇぞ。あとさとみくんとるぅとくんの劇を見に来たんだから寝るだけ寝て後で起きろ」
「......ありがとな。数分だけ、肩借りるわ」
「............へいへい」
小さく寝息を立てる彼に頭を軽く撫で、犬みたいなコイツに向かって少しだけ微笑んだ。
「＿＿＿＿おやすみ」
「......ねぇ莉犬くん」
「ん、何？」
一瞬で眠りに落ちたジェルくんを起こさないよう、そっと右へ視線を向ける。
「.........僕、トイレ行ってくるね」
「え？あ、うん」
ころちゃんがボソッとそんな事を告げ、席から離れていく。
「(...るぅとくんの劇、楽しみにしてたのにトイレ？)」
始まる前に行けばいいのに...なんて思いながら、俺はまたステージに目を向けたのだった。
#213 Snow White Story ー悪魔の企みー→←#211 Snow White Story ー"彼女"の日常ー
らっきーすとぷりめんばー！
るぅとくん＆ジェルくん
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鈴音(プロフ) - はちみつ。さん» はちみつちゃん！！ボードで話してたけど！おひさ！！ボードで話してたけど！←あっりがとぉぉ！お楽しみに！！ (2021年1月17日 8時) (
レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青＆黄は永遠ですよね...(脳死) (2021年1月17日 8時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ。(プロフ) - すずちゃん！！！すき！！！I LOVE YOU！てか久しぶり！続編も楽しみにしてまぁぁぁあす！！ (2021年1月17日 8時) (レス) id: 332114d2f5 (このIDを非表示/違反報告)
ありす君 - 鈴音さん» 有難う御座います！URL貼れるように、頑張ります！僕も青君と黄君は最推しです！ (2021年1月10日 22時) (レス) id: 844fa85ee9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青くんと黄くんは最推しなのでつい純粋に書いてしまいますw貼れる時に貼ってくれれば名前だけでも大丈夫ですよ！ (2021年1月10日 11時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴音 | 作成日時：2020年7月19日 10時
