#206 る「ころちゃんのミイラ姿...写真撮らないと！！」ﾀﾞｯ ページ24
ころんside
「え、るぅとくんに！？こくは＿＿＿！？」
「しーっ！」
目の前の少年、フード付きのポンチョを着かけていた莉犬くんがそう叫ぶのを全力で止める。
「......あ。ごめん...」
周りにいたクラスメイトの視線は一気にこちらに向けられたが、はっきり聞こえなかったのかすぐにそれぞれの作業に戻った。
僕達B組はお化け屋敷。とても定番でつまらないなぁと思っていたが、C組の出し物を聞いてすぐに考えを改めた←
猫耳カフェよりはマシ...。
僕は緩く包帯を巻いたミイラ姿で人を脅かす。
莉犬くんはフード付きのポンチョを羽織って案内人を務める。
もうすぐ一般の人達がくる8時までの間の準備時間。教室でそれぞれの作業をしているところで彼とさっきの話をしたのだった。
「......こ、告白？するの？」
1度息を吐き落ち着いた莉犬くんがいつものトーンでもう一度聞いた。
「...うん、ヤケクソな部分もあるけど」
「でも、いきなり今日告白って...」
「奇跡的に、今日の空いてる時間に作戦と準備は出来た。るぅとくんの誕生日と文化祭が近くて良かったよ」
まぁ言う程近くは無いけど。と僕は付け足す。
そばに置いてある文化祭の為に持ってきた青色のバッグに1度視線をずらし、もう一度莉犬くんの顔を見つめ、言う。
「るぅとくん、正式に生徒会長になってから人気が爆上がりで...他の子に取られるなら、早めに伝えておきたいなとは前々から思ってたから」
よくよく考えれば、今日告るのは必然だったかもしれない。
「好き」を言葉にしないと伝わらない、ラブコメ主人公のような鈍感少年。
なのに完璧過ぎるおかげでモテるわモテるわ。
...僕が彼を好きと気付いてから、何ヶ月も経っているのだ。
ジェルくん、莉犬くんよりは短いけど。
もう良いんじゃないかって、思ってる。
「(この想い、今にも溢れ出しそうなんだもん)」
我慢出来ない。
振られてもいい。
......今日、終わらせよう。
「＿＿＿＿告白かぁ」
包帯を持ったまま決心している僕の横で、莉犬くんはフードに手を掛けたまま呟いた。
#207 莉「ホラー苦手な俺だけど...何故お化け屋敷なのかは次話で判明。」→←#205 こ「何か5秒ずつ縮んでない......？」
らっきーすとぷりめんばー！
るぅとくん＆ジェルくん
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鈴音(プロフ) - はちみつ。さん» はちみつちゃん！！ボードで話してたけど！おひさ！！ボードで話してたけど！←あっりがとぉぉ！お楽しみに！！ (2021年1月17日 8時) (
レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青＆黄は永遠ですよね...(脳死) (2021年1月17日 8時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ。(プロフ) - すずちゃん！！！すき！！！I LOVE YOU！てか久しぶり！続編も楽しみにしてまぁぁぁあす！！ (2021年1月17日 8時) (レス) id: 332114d2f5 (このIDを非表示/違反報告)
ありす君 - 鈴音さん» 有難う御座います！URL貼れるように、頑張ります！僕も青君と黄君は最推しです！ (2021年1月10日 22時) (レス) id: 844fa85ee9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青くんと黄くんは最推しなのでつい純粋に書いてしまいますw貼れる時に貼ってくれれば名前だけでも大丈夫ですよ！ (2021年1月10日 11時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴音 | 作成日時：2020年7月19日 10時
