#番外編 1章で出てきた"アレ"の裏話 ページ44
莉犬side
それは、かなり前。
6月に俺達3人が話した事である。
......念の為始めに言っておこう。
俺は変態では無い...と。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「はぁ？あの薬もう1回頂戴ぃ？」
「そう、欲しいの！！」
修学旅行数日前、ジェルくんがB組にオレンジジュースを飲みながらやって来た時の事。
ころちゃんはどうやら「るぅとくんと仲直りしたいからあのデレデレ薬が必要！」とジェルくんに頼み込んでいるらしい。
「って...ころちゃんそれがるぅとくんとギクシャクした原因じゃん、何言ってんの...」
「何って...目には目を歯には歯を、喧嘩には原因を！だよ！！」
「「いや意味分からん」」
ジェルくんと声を揃えて彼に呆れ返っているとふとその事について思い出した事があった。
「そういや、その薬って副作用あるんだよね？何故か俺には効かなかったんだよ、何でかな」
「.........ゑ」←
「ん？」
口角が上がり笑いそうになっているジェルくんを不思議に見つめるとジェルくんはニヤニヤしながらポケットから件の薬の瓶を取り出しながらこう言った。
「こ、これ...液体が桃色やん？」
「「うん」」
「この色みたいに脳内が花畑でピンク色の奴...つまり変態には副作用が効かんらしいんよ」
「ぶっ」
「は？」
え、ちょっと待ってそれって......。
「そ、それ莉犬くんが変態って事になっちゃうじゃんwwwwww」
「orz((」
うん、ありがとう紺野葵くん。俺の気持ちを代弁してくれて。
...殺す。←
「そやなwwwやっぱ人は見かけによらんのなぁ...」
俺を見ながらニヤついてそんな事を言う2人に俺はイラつき、ジェルくんが持っている瓶を奪い取る。
「これを」
「「あ」」
「こう」
そしてあまり破片が飛び散らないよう、ころちゃんの鞄の上で瓶を握り潰した。
「「あー！！？」」
身を乗り出し大声で叫ぶ2人を冷めた目で睨み返すと口々に文句を言う。
「ちょ、薬！！るぅとくんに使うつもりだったのに！！あと鞄！液体でぐちょぐちょになるじゃん！！」
「それ高かったんやけど！？どうしてくれんのや！！？」
「知らん。俺は変態では無いからこんな効き目の無い薬はこんな末路がお似合いだわ馬鹿」
「」←
「」←←
呆然とする彼等にトドメを刺すように嘲笑う。
「ジェルはなーくんにもうこの技使えないね？ころんは...まぁ、自力で頑張れww」
＿＿＿そう吐き捨てるのは、とてもスッキリしたのであった。
らっきーすとぷりめんばー！
るぅとくん＆ジェルくん
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鈴音(プロフ) - はちみつ。さん» はちみつちゃん！！ボードで話してたけど！おひさ！！ボードで話してたけど！←あっりがとぉぉ！お楽しみに！！ (2021年1月17日 8時) (
レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青＆黄は永遠ですよね...(脳死) (2021年1月17日 8時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ。(プロフ) - すずちゃん！！！すき！！！I LOVE YOU！てか久しぶり！続編も楽しみにしてまぁぁぁあす！！ (2021年1月17日 8時) (レス) id: 332114d2f5 (このIDを非表示/違反報告)
ありす君 - 鈴音さん» 有難う御座います！URL貼れるように、頑張ります！僕も青君と黄君は最推しです！ (2021年1月10日 22時) (レス) id: 844fa85ee9 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 青くんと黄くんは最推しなのでつい純粋に書いてしまいますw貼れる時に貼ってくれれば名前だけでも大丈夫ですよ！ (2021年1月10日 11時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴音 | 作成日時：2020年7月19日 10時
