#181 莉「良い雰囲気になりたいなぁ...何でシャンプー...」 ページ46
るぅとside
「なーくん達、外に居るよ」
彼の言葉で僕は視線をずらす。
...皮肉にも4人全員、何か計画しているようだったから、僕等2人は2人で僕の部屋に来ていたのだ。
「ホントですね...っていうか、何で皆2人きりになろうとするんでしょう......」
ジト目で呆れながらボヤくと彼...ころちゃんは苦笑する。
1拍置いた後、小さな声で呟いた。
「僕達も今2人だけど」
「......ですね」
僕のベッドに並んで座り、ボーッとする。
会話なんか無くても、ころちゃんの隣は安心した。
それが、とても心地良かった。
「.........離れたく、ないよね」
「?」
______心地良かったから。
「僕、ずぅっところちゃんの隣に居たいです」
「え?」
______口が滑ってしまったのだろうか。
「離れたく...ない...」
隣を見ると困ったように目を見開く彼。
その右手首を見ると黄色いブレスレットが付けてあった。
元は僕が付けようとしていた物。
お互いのカラーを交換し合った物。
「(僕、その時から君の事が好きだったのかもしれません)」
_______そう思ったら、口が開く。
「ねぇ、ころちゃん、話してもいいですか」
「________ん...」
驚いたような、覚悟したような顔をした数秒後。
「.........うん」
真っ直ぐ僕の瞳を見つめ返してくれた。
「驚かないでください」
「うん」
「絶対に、引かないって約束してください」
「...うん」
「まだ先の話だけど...もう決まった事なんです」
「......うん」
「......あのね、僕
............文化祭で主役やる事になったんです......っ」
「............は?」
「僕人の前で話す事さえ難しいのに」
「選挙で原稿用紙破ったの誰だっけ」←
「演技とか苦手なのに!!!」
「仮面付けてたのって誰だっけ」←
「演技でも嘘で「好き」とかは言えない人間だし!!」
「あれ、僕が可笑しいのかな?よく嘘ついてる人間が何言ってんの??」
「本当にやだ...助けてころちゃん...」
「るぅとくんが1番適任だと思うんだけど」←←
どうしよう...絶対に無理だよ。
「(皆の前で、ころちゃんの前で..."女装"なんか!!!)」
出来る訳無いのに!!!
#182 さ「俺等(←ネタバレ)の他に付き合ってない奴等でキスする奴居んのかな?(参照#70.71)」→←#180 る「なーくん、甘えたい思春期でしょうか?でも一線は超えないでくださいね(フラグ)」
らっきーすとぷりめんばー!
るぅとくん&ジェルくん
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鈴音 - はちみつ。さん» やば、一年越しに煽りコメ気づいちゃった......はちみつよりは変態じゃないわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!! (2022年10月1日 22時) (レス) id: cd92107318 (このIDを非表示/違反報告)
はちみつ。(プロフ) - ひゃぁっほおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!すずちゃあああああああああああん!!!!!!へーーーー、んったい!!!!!!! (2021年3月31日 15時) (レス) id: 332114d2f5 (このIDを非表示/違反報告)
ありす君 - 返信ありがとうございます! (2020年11月23日 12時) (レス) id: bfd8ad86d6 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - ありす君さん» 2度目のコメントありがとうございます!ななジェルは可愛い!ですよね、ころんくんはヤンデレで良いと私も思いまs(( (2020年11月23日 9時) (レス) id: 4c30bef867 (このIDを非表示/違反報告)
ありす君 - ななジェル可愛いすぎません?ころちゃんはヤンデレでいいと思いまs(( (2020年11月22日 21時) (レス) id: bfd8ad86d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴音 | 作成日時:2020年5月30日 11時