＃彼氏と彼女 ページ20
You side
顔を真っ赤にして、少し苦しそうな表情をしてソファで寝ている辰哉。
無防備な姿を見て、愛おしくなる。
…さっきの、なんだったんだろう、
辰『俺が彼氏で良かった…？』
振り絞ったような弱々しい声でそう言った。
すぐ寝てしまって返事をすることはできなかったけど。
「…辰哉で良かったに決まってるじゃん、」
傷んだ髪に指を通して頭を撫でる。
いっつも辰哉はこうやって私の頭を撫でてくれた。
こうやって頭を撫でてくれると安心して、疲れが吹っ飛んだように思えた。
もちろん、芸能人の彼氏を持つことはリスクも背負うし、支えなきゃいけない。
大変なことがあっても、辰哉のことが好きだから、愛してたから、離れるなんて絶対無理だった。
辰哉、不安になっちゃったのかな。
辰哉らしくないなぁ。
「絶対離れないから、」
頭を撫でていた手を辰哉の手に重ねてぎゅっと握った。
辰哉も少し私の手を握ってくれた。
「うん、大丈夫」
普段は恥ずかしいからツンツンしちゃって甘えられないけど、明日は甘えてあげようかな。
いや、疲れてるから甘やかしてあげようかな。
でも仕事があるか。
少しくらい、イチャイチャできるかな、
辰「ん、」
「っあ、起こしちゃった、」
ずっと手をにぎにぎしてたから起こしちゃったのかも。
辰「A、？」
「…辰哉、今日何かあったの？」
辰「あ〜…ちょっと、」
言いたくないことなのかな、
あんまり深掘りしないようしよう。
「寝る前に言ったこと覚えてる？」
辰「んぇ？なんか言ったっけ俺…あーそれより頭痛てぇ…」
「…そっか、薬持ってくるね」
もしかしたらさっきの言葉はもう夢の中の話だったのかな。
でも、目開いてたし、
辰「…え、なんで手繋いでんの？」
「あっ、これは…」
辰「…あ、俺『俺が彼氏で良かった？』的なこと言った？」
「…言った、」
辰「あ…そ、」
辰哉は恥ずかしそうに顔を背けてしまった。
…あれは、夢じゃなかったんだ、
「辰哉が彼氏で良かったよ」
辰「え、」
「何があったのかはわかんないけど、それだけは確か。辰哉こそ私の彼氏で良かった？」
辰「そんなの当たり前だろ…」
良かった、と笑うと辰哉は私のことを抱きしめた。
私もぎゅーっと辰哉を抱きしめた。
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ふわ(プロフ) - RINNE@SnowMan#めめさん» 提案ありがとうございます！いいですね！これからの展開に迷っていたので、とても助かります！少しずつ書いていこうと思うのでお待ちください！引き続き宜しくお願いしますm(._.)m (2021年9月12日 9時) (
レス) id: c23fa28ed9 (このIDを非表示/違反報告)
RINNE@SnowMan#めめ(プロフ) - 早く続きが知りたいです((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸとても面白いです！提案なんですけど、実際に彼女がめめに会ってめめも彼女にリアコするというのはどうでしょう？ (2021年9月11日 20時) (レス) id: 95a7329daa (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - tubinさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです。最後まで頑張りたいと思います！作品作ってらっしゃるんですね！お話できる機会があればよろしくお願いします(*^^*) (2021年8月25日 21時) (レス) id: c23fa28ed9 (このIDを非表示/違反報告)
tubin - 何か話したいことがあれば私の作品のとこ来てください！！ お願いします！！ 待ってます！！ (2021年8月25日 20時) (レス) id: 73a03e30c5 (このIDを非表示/違反報告)
tubin - 私もSnowmanの作品作ってるんで、よろしくお願いします！！ (2021年8月25日 20時) (レス) id: 73a03e30c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわ
| 作成日時：2021年8月25日 20時
