青監高校の放送委員 5日目【ブルーロック】【学パロ】

186話 ページ10

乙夜「めっちゃはしゃいだわ」



「そうですね」



あの後納得いってないけど、冴先輩にココア代を返した



納得いってないけど！！



「烏先輩も滑れるようになりましたね」



烏「ちょっとだけや」



スケートしてたらもう外は暗くなっていた



何時間やったんだ？めっちゃ疲れたよ



「……あ」



帰り道をみんなで歩くと、雪が降ってきた



タイミング良すぎだろ



蟻生「ホワイトクリスマスとは……オシャだな」



いや、現実的に考えてこんなこと起きる？



起きてるんだよな、それが



「……今年も終わるんですね」



冴「……あぁ」



烏「あっという間やったな」



乙夜「俺達も卒業か……」



「！」



そうだ、先輩たちはもう数ヶ月後には卒業



それぞれの道に進むんだ



考えたこと無かったけど、寂しいな……



ちゃんと言っておくか



「今年、ほんとにありがとうございました！



先輩達と過ごした時間、楽しかったです……！」



雪宮「それはこっちのセリフだよ、Aちゃん」



馬浪「悲しい顔すんな、笑え」



「っだって、もう卒業するんですよ？



そうしたら先輩たちと会えないってことですよ？」



蟻生「……新明」



「そんなの、私も潔くんたちも耐えられませんよ」








































冴「……お前は馬鹿か？」



「は？」



最後の最後まで馬鹿って言われるの？？



冴「確かに俺たちは大学に行く、てかお前先生の話聞いてたか？」



「……え？」



先生の……話？



なんか言ってたっけ？？







































雪宮「来年から大学制度も入れるから、エスカレーター式になるんだよ」



「ん？」



大学制度？エスカレーター式？？



烏「まあ、別の所に行く奴もおるけど



ちなみにここにおる全員、エスカレーター進学やで」



「んん？」



冴「だから来年も普通に会うことが出来る」



「………」






































「私の涙を返せぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」



こうして私の叫びは雪と共に溶け



クリスマスが終わった

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