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にじゅういち ページ22

ズキズキと痛む体に鞭を打ち、移動をする



部屋の前には頼子さんが立っていた




『おはようございます!』




頼「おはよう、よく眠れた?」




着物の裾を直しながら聞いてくる




まま…




『はい!もうぐっすり!…それに、教祖様も来てくれたので』




照れながらもそういうと目を輝かせて自分事のように喜んでくれた




頼「きゃー!!!やっぱり?!昨日教祖様と話してて、もしかしたらと思ったけど!良かったわねぇ〜」




かわいい…




頼「信者達の間でも噂よ、教祖様が1人気に入った娘がいるって!!!」




そうだったの…うん、都合良いわね




『そんなことになっていたんですね…本当だったら嬉しいな』




まだ信者達に知られる訳にはいかない




一定数からは嫌われるように仕向けたいし、




頼「そういえば、教祖様が後で話があるって仰ってたわ!準備しておくと良いわよ」




…本当に頼子さんが味方で良かった



広そうな部屋の襖の前に5人で集まる




どうやら私が最後だった




一「随分と余裕があるのね」



時間にはピッタリだけど



佳「来ないのかと思ったわ」



それ何気に傷付くわ




『っ、ごめんなさい!』




俯いて頼子さんに部屋を出るよう言う




何かあったら言ってね、と囁き頼子さんは部屋を出ていった



…さて、今ここには5人だけ




信者もまだ揃っておらず、時間がかかるだろう



なら大丈夫よね?



楓「ていうか、本当に図太いわね。私だったら教祖様に嫌われるだなんて考えたらだけでも恐ろしいわ」




だから嫌われてないんだって



まぁまだ言わないけど




『…貴方達って顔だけじゃなくって頭も悪いのね』



「は、?」




やぁっと反撃出来るわ




『いつ私が嫌われたなんて言ったかしら?憶測で行動するのも大概にしたらどぉ?タダでさえ不細工なんだから』




氷点下の眼差しで4人を睨みつける




「っな『私が何も言わないからって寄って集って…気持ち悪い。それに貴方達だって教祖様に気に入られている訳ではないでしょう?』」




核心をつくように放った一言で4人が固まる




小「そ、そんなこと…」

『じゃあ何かされたのかしら?愛の言葉くらい囁いて貰ったのよね?抱擁は?どうなの?』




答えてみなさいよ、と目を細めれば言い返すこともしなくなる



『…あら、図星?こんなんで今までよく私に言えたわね〜』



自惚れているのはどちらかしら?




静まり返った場にその一言が響いた

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:襟乃空ちゃん: - この小説は、私が夢小説というワードを知って、初めて読んだ小説なので更新してくれるのいっつも楽しみにしてます! (11月16日 0時) (レス) id: b670a6340b (このIDを非表示/違反報告)
:襟乃空ちゃん: - コメント失礼します!夢主ちゃんと私の性格が似てて、ヤバイです(語彙力皆無)童磨様ガチリアコ勢で、作中ずっっっっと心拍数ヤバイです((このような神作を作ってくださり誠にありがとうございます(血涙 (11月16日 0時) (レス) id: b670a6340b (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - コメント失礼します。主様の悪女主系のお話大好きです!言葉遣いや、行間、ストーリーの進め方など全てのバランスが良くて、とっても読みやすいです!!こんなに印象に残った作品と作者様は初めてっていうくらいです!続き楽しみにしてます!頑張ってください!! (8月30日 16時) (レス) id: d29c5267d6 (このIDを非表示/違反報告)
れーと - コメント失礼します。更新ありがとうございます!この小説大好きです!応援してます! (8月28日 12時) (レス) @page41 id: f8da97e70e (このIDを非表示/違反報告)
よぞら(プロフ) - 更新待ってましたあ〜!!めっちゃよかったです!次も楽しみにしてます〜 (8月28日 6時) (レス) @page41 id: b69074ea7c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パピ子 | 作成日時:2022年8月29日 23時

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