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微かに隣から複数人の慌てた足音と…もうひとつ、ゆったりとした足音が聞こえてくる




自然と上がる口角を隠すように手で顔を覆った





そして大粒の涙をポロポロと流す




紫「は、」




同時に数人の信者が勢い良く部屋に入ってきた




「何事ですか!?」




やはり大きな声は外まで響き渡っていたらしい




紫「っうるさい!邪魔よっ」




1人の信者を突き飛ばして私の胸ぐらを掴む手の力を強める




あらら…私しか見えてないのかしら?




モテちゃって困るぅ〜(棒)




『い、いたいっ…ごめんなさい、やだっ…やめて!』




特に痛くも無いけど




紫「嘘ついてんじゃないわよ!それも嘘泣きに決まってるわ!それで教祖様のこと誑かしたんじゃないの?!」




極めつけにバチン、と頬を叩かれた




うわ、耳ガンガンしてる




まじでやられた人にしか分かんないと思うけどビンタされたら頬より耳の方がやばいんよ(個人差有り)




『…え、』




周りの人間も流石に、と唖然としている





取り巻き達ですら顔が引き攣っていた




シン…となったその場にあの人の声が響く




童「どうしたどうした、一体どういう状況だい?」




はぁんっ良い声…!





立っていたのは言わずもがな童磨で





真っ赤になった頬を抑えて泣いている私を見て目を見開いた





紫「っ、教祖様!」




勢い良く私を突き放し、童磨の元へと駆け寄る紫子





うざっ




童「あぁ、君は…どうしてこんなことに?何かAが粗相をしたかい?」




してないわよ!!!(大嘘)




その間も泣き続ける私





紫「この女が!教祖様に馴れ馴れしく近付いたから、唯の側近の癖に…!ねぇ?1番教祖様と共に居るのはこの私なのに!」




…童磨が何言っても許してくれると思ってるのかしら?




もし、の考えを持っておかなくちゃ駄目よ



自惚れないでよ、不細工の分際で




まっ、もう手遅れだけどね!




童磨は腕に抱きつく紫子をそっと押し退けた




童「…君は、何か勘違いをしていないかい?」





見てみればその顔は私でもゾッとするような顔




原作では…えぇと、カナヲちゃんに煽られた時くらいな感じ




でも、それだけ私に対する想いがちょっとでもあるのかなって考えたら嬉しい(語彙力)




きっとトランポリンで月まで行けちゃうね




紫子はヒュッと喉を鳴らして後退りした





ざまぁ

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澪奈(プロフ) - 初めまして!いつも楽しく読ませてもらってます!更新ありがとうございます✨夢主の性格、大好きです♡これからも応援しています!! (12月30日 22時) (レス) @page12 id: b68527e9d8 (このIDを非表示/違反報告)
○○(プロフ) - 「終わり」になっているんですが作者様ァァ!?更新楽しみに待っております!!!! (12月30日 0時) (レス) id: a0eae6878f (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あああすきいいい (2023年4月24日 23時) (レス) @page11 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 夢主の性格めっちゃ好きです!!更新待ってます✨ (2023年2月23日 0時) (レス) @page11 id: 47467afbf3 (このIDを非表示/違反報告)
ウーロン茶 - ブルーロックのパスワード教えて下さい! (2023年2月22日 16時) (レス) @page11 id: a38d2d112e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パピ子 | 作成日時:2022年8月21日 21時

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