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『っえ、もしかして先約って…』
大袈裟に肩を揺らして口元に手を添える
『…ごめんねぇ？』
たかちゃんからは顔が見えないことを良いように煽るような顔で言った
安｢っ、あんたねぇ！浅｢！ちょっと、落ち着いてっ｣…っ、｣
いきなり安田さんが机をバンっ！と叩いて立ち上がった
それを見て私は内心ほくそ笑みながらも驚いた振りをする
たかちゃんも予想外過ぎて驚いているようだった
『っぇ、』
咄嗟にたかちゃんの手を握って体を寄せる
そんな私の肩を抱きながらもたかちゃんは怪奇そうに目の前の2人を見ていた
三｢急にどうしたんだよ…？｣
…たかちゃんも鈍感だね
普通に考えれば分かるのに
三｢そんな大きい音急に出したらAも怖がるだろ？｣
その言葉は浅野さんによりダメージを与えたようだった
そしてたかちゃんは私を赤ちゃんかなんかだと思ってる？
『…お、怒ってるの？A、何かしちゃった…？』
ぷるぷる震えながら分かりきったことを聞けばキッと睨まれる
『た、たかちゃんっ…』
ポロポロと涙を零しながら抱きつけば庇うように抱きしめられる
三｢おい、いくらなんでもそれはダメだろ。何にキレてんだよ｣
教室の空気が先程とは比べ物にならない程、険悪な雰囲気になる
すると鈍感三ツ谷さんはやっとのこと、気付いたようだ
三｢もしかしてさっきのことで怒ってんのか、？｣
正解だよたかちゃん
すると安田さんは図星だと言うように俯いた
三｢…はぁ、そんな事でかよ｣
うわ、結構最低
三｢それについては本当に悪かったし、申し訳ないけどそこまで安田さんが怒ることじゃ無いだろ？浅野さんだって許してくれたんだし、｣
まぁそう言われればそうか
浅野さんはたかちゃんのことが好きだから｢そんなこと｣なんかじゃ無くて一世一代の出来事だけど
たかちゃんにとって浅野さんはただの部員の1人、だもんなぁ
両方の意見もそれぞれの立場からしたら妥当だよね
まっ、なんでも良いけど！
浅野さんを見れば酷く傷付いたような歪んだ顔をしていた
浅｢…っまぁまぁ、2人ともそんな喧嘩しないで、！私は大丈夫だから！｣
その浅野さんの一言がきっかけに、安田さんも幾分か落ち着いてその場は事なきを得た
まぁ、こんな面白いこと簡単に終わらすつもりなんて更々無いけど♡
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ミルクティー - 最近の悪女に仕立てられました系じゃなく自分から女に嫌われて男に好かれる悪女になる本見るの久々❗面白かった❗更新楽しみ (4月6日 18時) (
レス) @page47 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - まさまさは、分からんけど違和感と、乾燥した時みたいな感じはする。 (4月6日 16時) (レス) @page12 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
よぞら(プロフ) - 更新待ってましたああ！！ (3月28日 0時) (レス) @page47 id: bb1e0ee73a (このIDを非表示/違反報告)
静波紅音 - 更新頑張って！ストレスが発散される作品だね！！ (9月23日 17時) (レス) @page46 id: 664202b07f (このIDを非表示/違反報告)
ひめか(プロフ) - やばいやばい！最高すぎます〜！！続きが早くみたい！楽しみにしてます！ (7月4日 23時) (レス) @page46 id: d30a0c4a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パピ子
| 作成日時：2022年3月26日 17時
