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ド「おま、また絡まれたのかよ…すぐ呼べな?」



でも私強いし




マ「…ケンチン、もう良くね?言っても多分変わんねーよ」




少しの沈黙の後にけんちゃんはそうだな、と頷いた




マ「そうだよ、オレ達は東京卍會…トーマンの総長と副総長。暴走族グループだ」




前を見据えて見つめてくるマイキー




知ってるんだよなぁ





『暴走族…不良、?』





ド「あぁ、」




マ「…怖ぇ?」




こちらの顔色を伺っている様子の2人






『なんで怖がる必要があるの?Aはかっこいいと思うなぁ!憧れちゃう!』




いいな〜、と自身の腕を2人の腕に絡ませる




マ「…マジカ」




あっけらかんとした顔で思わず笑いそうになる





ド「なんか…意気込んでた俺らが馬鹿みてぇ」





私達の間にほんわかとした空気が流れる




それから色々話して大分時間が経った




うん、もういい頃合いかな




『そろそろ春お兄ちゃんが帰ってくるから帰るねぇ!』




「お兄ちゃん」ではなく「春お兄ちゃん」と呼ぶ





ド「お前の兄ちゃん、はるっていうのか」




かかった





『ううん!春じゃなくて春千夜だよぉ』





すると2人が反応する




マ「名前って、」





『うん?本当は明司って言うんだけどお兄ちゃんはさんずって言うの、だからAもさんずA!』





そう言うと2人は確信したように顔を見合わせて頷いた




マ「…それ、うちのメンバーだワ」




…知ってるけどね




『えぇ〜!?お兄ちゃん、不良だったの…?なんで言ってくれなかったんだろ…』





しゅん…としょげた様に言うとけんちゃんが頭を撫でてくれる





ド「…きっとAを危険な目に合わせたくなかったんだと思うぜ?そんくらい大切ってこと」




うーん…そこまで私を好きでいてくれたら良いけど




ここでマイキーの裾を引っ張って上目遣いで言う





『ねぇマイキー、Aもトーマン入りたい』












マド「「はぁ!!?!?」」




『だってA、もっとお兄ちゃんと一緒に居たい!マイキー達とも!』





そういうと顔を赤くしてデレっとしたがその顔は一瞬にして戻された




ド「ダメだ!どんだけ危ない所か分かってんのか?」




『A強いもん!』





マ「それでも女だろ?力では適わねぇよ」




『じゃあマイキーが守ってよ!負けちゃうの?』


マ「負けねぇよ」




『じゃあいいじゃん!』





一向に引かない私を見て2人はため息をついた

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光華(プロフ) - なつさん» 本当だ!よく見てませんでした!教えて下さりありがとうございます!! (2022年9月20日 12時) (レス) id: 50f3e04b49 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 光華さん» 下のコメントにも書かれているようにパクリ防止の為、パクリ作品が無くなるまで公開停止するそうですよ。 (2022年9月19日 21時) (レス) id: f8c96144e5 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - パピ子さん!とっても面白いです!夢主ちゃんの、徹底的に潰すって感じがカッコ良すぎます(≧∀≦) 『悪女?バカバカしいww』を読みたいのですが、パスワードが掛かっていて読めませんっ!出来れば教えてもらえませんか? (2022年9月19日 2時) (レス) id: 50f3e04b49 (このIDを非表示/違反報告)
パピ子(プロフ) - ちらさん» コメントありがとうございます!それについてですがパクリ作品が無くなるまで公開停止、ということになったんです…ですので、問題が解決されるまで少々お待ち頂けると嬉しいです! (2022年9月2日 18時) (レス) id: 501ef5265e (このIDを非表示/違反報告)
ちら - こんなところにすみません、悪女?馬鹿ばかしい、のパスワードを教えていただけますでしょうか (2022年9月2日 16時) (レス) id: e8624c68f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パピ子 | 作成日時:2022年2月19日 0時

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