悪女？馬鹿馬鹿しいw

さんじゅご ページ36

エ｢おい、大丈夫か！？｣



ここはどう出たらいいんだろう、



隠した方がいいのかな？いや…



『ど、どうしようっ！』



こっちだな



デュ｢何があったんだ？！｣



『ほ、放課後、2階の空き教室に来いって…調子乗ってるから痛い目見せてやるって言われたっ』



ボロボロ涙を零しながら震える



『ど、しよ…怖いよぉ…』



エースの胸に飛び込む



ちょっと話盛っちゃったけどいいよね♡



するとエースは背中に手を回して抱きしめながらデュースに言った



エ｢おい、何がなんでも守るぞ｣



デュ｢…あぁ｣



エ｢A、安心しろって。俺たちがついてるって言ったろ？｣



先程の般若の様な顔とは違い、優しく笑いかける



『…うん、ありがと、』



デュ｢一応、先輩達にも伝えておこう｣



どこからともなく出した保冷剤をデュースから受け取り目元に当てる



うーん…遥先輩はカッターキャーかな…



てか直接呼んで陥れるってこれしか無いだろw



多分、他のキャラ達も空き教室に呼んでいるのかな？



｢Aちゃんに来いって言われて怖いから来てぇ〜｣みたいな



で、タイミングを見計らってキャーか…



馬鹿みてぇ



『エースとデュースは何かあったらすぐ来てこれる場所にいて欲しい、な』



デュ｢それじゃ何かあったら遅いだろ！僕達も一緒について行くよ｣



え、それじゃダメだよ…先輩が私に手出せないじゃない



『…それが、言いたくなかったんだけど。。。1人で来ないとあんたの大切な人に手出すからって』



エ｢はぁ！？なんかする気満々じゃん！しかもAが優しいのを利用して脅してって…｣



デュ｢まさに根性が腐ってるな｣



んはっ！なんでこうも他の女が嫌われてるのって気持ちいいんだろ



『…ごめんね、私のせいで、』



エ｢んな事ねぇよ。Aのせいでも無いし、オレらは自ら一緒に居たいと思ってやってるんだから。｣



デュ｢あぁ、僕達マブなんだろ？｣



『うん！』



中庭で3人涼んでいるとわらわらとハーツラビュル寮の先輩方がやってきた



デュースが呼んだのか



リ｢どうしたんだい！？その目…腫れてるじゃないか｣



すり、と目元を撫でられる



すっげー気持ちぃ…猫の気持ち分かるわぁ



エ｢それが…！…｣



ぷりぷりと怒りながらエースが説明する



その間デュースは私の意識を話から逸らすために(何故か私の)ほっぺを散々いじって遊んでいた



そして話を聞き終わった先輩方は____

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