番外編2~女子の演劇{悪食娘コンチータ} ページ11
ここはとある町はずれの館
中に入ると鼻に付く腐臭が漂う
さあ…最後の晩餐が今日も始まりますよ…?
サ「さぁ…残さず食べなさい」
彼女の名前はバニカ・コンチータ…
かつてはこの世の美食を極めた美食家
その果てに彼女が求めたのは…
ミ「A…バニカ様から追加注文…サラダ五皿とワイン二本」
あ「わかった!!」
バタン!!
あ「コック!!さっきの追加まだ!?」
ミー「ひぃ!!ただいま出来上がりました!!」
あ「ひーふーみーよー…四つしかない!!」
ミー「申し訳ございません!!私一人では…とても…」
あ「口答えするの…?貴女を食材としてつれてきたら【たまたま】料理ができたからコックとして使ってあげてるのに…いい?次口答えなんかしたら…貴女はバニカ様の腹のなかだよ…?」
そう…彼女が美食の果てに追い求めたのは
究極にして至高の悪食だったのだ…
あ「バニカ様…追加のサラダ四皿と」
ミ「ワイン二本でございます…」
サ「あれ?サラダが一皿たりませんが…?」
あ「申し訳ありませんバニカ様コックめが間に合わないなどとほざいてしまって…」
サ「はぁ…前のコックは酷かったわ…肉は固いしサラダはぐちゃぐちゃ…」
ミ「食材を見ただけで気絶したひともいた…」
あ「バニカ様…あのコックもそろそろでは?」
ミ「そうね…フフフ…」
なにを企んでいるのか…それを知るのは3人だけ…
ミー「申し訳ございませんバニカ様…そろそろお暇を貰えませんか?」
サ「えぇ…いいですよ?」
ミー「ありがとうございます!!これで家族に会える…」
サ「私のお腹の中でです!!さあA!!ミカサ!!殺ってください!!」
あ/ミ「かしこまりましたバニカ様」
なんと言うことでしょう…ミカサの手には大きなチェンソー、Aの手には血のついた刀が握られているではありませんか!?
ミー「申し訳ございませんバニカ様!私はまだ働けます!!」
サ「あれ?貴女が休みたいといったのですよ?」
あ「さようなら」
ミ「15人目」
ミー「いやァァァァァァァァァ!!」
ザシュ…
その後もコンチータの食欲はおさまらずむしろ酷くなっていった…
サ「足りない…タリナイタリナイ」
ミ「バニカ様…落ち着いてください」
その後もコンチータは家の中ありとあらゆるものを食べ尽くした
家具や使用人も食べ尽くした
それでも彼女は求め続けた
究極にして至高の悪食を
コンチータは己の右腕を見て
サ「マダタベルモノガアルジャナイ」
最後の食材は自分だった
番外編3~男子編1~→←番外編~文化祭~ (文化祭みたいな話)
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ああ - 面白いですね! (10月9日 13時) (レス) @page31 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
コロニコ - あと、私は、小3です。 (2015年7月29日 20時) (レス) id: c793ed3ea0 (このIDを非表示/違反報告)
コロニコ - 絵で使っていた、鉛筆なら線が濃くなり、手ではらった時に写ります。シャーペンのほうがいいですよ。消しゴムは新しい物で。 (2015年6月12日 22時) (レス) id: c793ed3ea0 (このIDを非表示/違反報告)
一颯(プロフ) - 歌詞掲載は違反なので、ただちにお止めください (2015年4月10日 17時) (レス) id: d919838faf (このIDを非表示/違反報告)
リズ - 脳漿? (2015年2月22日 14時) (レス) id: 46ec95c377 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずき | 作成日時:2014年3月10日 16時